瀬戸内国際芸術祭行った5日目~小豆島から高松へ、香川県庁、帰りの飛行機~
ふかこんばんは。北枕ふか子です。
瀬戸内国際芸術祭の旅、最終日!
○エンジェルロード、渡れない
おはようございます。「朝一の誰もいないエンジェルロードに渡ろう~♪」と思って早起きしました。渡れませんでした。
潮の満ち引きの時間は大体決まっているんですが、天候によって時間が変更することもあるとのこと。曇っていたのもあって、早めに満ちてきてしまったんですね……。いや、ぎりぎりに起きたのが原因か……?
ちなみに、エンジェルロード渡れる時間はホテルのHPでわかります。トップページにある「干潮時間を調べる」に自分が訪れる日付を入れると渡れる時間が表示されます。便利。
とはいえ、せっかく起きたのでエンジェルロードの近くまで行きます。一般の入口(?)は左の写真の場所なのかな?入口付近(?)には自販機とゴミ箱がありました。
エンジェルロード、「やっぱし行けそ?」と思ってギリギリまで行ってみましたが、全然無理でした。びしゃびしゃになっちゃう。行けたとしても帰って来れない。渡るのやめました。
そもそもエンジェルロードとは何か。これも小豆島国際ホテルのHPに書いてありました。
南側にある小さな島を“弁天島”といい、そこから砂浜で繋がった4つの島を総称して“余島”と呼びます。
この連なる4つの島へは、1日2回の引き潮の時だけあらわれる砂浜の道を歩いて渡るのですが、
姿を見せては消える不思議な場所として、いつからか「エンジェルロード」と呼ばれるようになりました。
弁天島と余島そして、このエンジェルロードで手をつないだカップルは幸せになれるという噂がクチコミで広がり、
願いを書いた絵馬や貝殻を残していく人も増えています。
最近では、鈴木亜美さん主演のドラマTBS愛の劇場ラブレターの中で「秘密の島」として登場するなど、
メディアで取り上げられる機会も多くなりロケ地を一目見ようと訪れる観光客もたくさんいらっしゃいます。
という感じです。
「恋人の聖地 約束の丘展望台」がある。ほう……。せっかくここまで来たし……行ってみるか……。
エンジェルロードを一望できるゥ!めっちゃ満ちてきてるゥ!
「恋人の聖地」とかいう鐘があった。
NPO法人地域活性化支援センターでは「少子化対策と地域の活性化への貢献」をテーマとした『観光地域の広域連携』を目的に「恋人の聖地プロジェクト」を展開しています。
恋人の聖地プロジェクトでは、2006年4月1日より、全国の観光地域の中からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として選定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るとともに、地域間の連携による地域活性化を図っています。
また、このプロジェクトでは「非婚化・未婚化の進行」を少子化問題のひとつとして捉え、日本全国で選定された200ヶ所を越える「恋人の聖地」とともに、フランスのモン・サン・ミッシェルをはじめ海外の著名な観光地にも参画いただき、各地域による様々な活動を通して若い人々のみならず地域社会に向けて「結婚」に対する明るい希望と空気の醸成を図るための活動をしています。
調べてみたら、なんかそういうプロジェクトの一環らしい。へえ……。
鳴らした。寒かった。
ちょうど朝食会場が開いたところだったのでそのまま朝食へ。「サンシルバー」でバイキング朝食です。
ちょうどテレビ千鳥の「1周だけバイキング」を見たばかりだったので、やりました。結構うまい感じに取れた気がします。
部屋に戻って爆睡。本当に良く寝た……ずっと寝てた小豆島……。お風呂が朝9時までだったから「部屋帰って休憩したら温泉行こう♪」と思ってたけど全然起きれなかった……よく寝た……。
荷物整理をしてチェックアウトします。
景色を見ながら送迎バスを待ちます。曇ってるな~。
送迎バスは無料ですが、事前予約が必要です。眠すぎて配偶者に任せていましたが、確か「前日の○○時までに予約してください」みたいなバスの出発時間案内が部屋にありました。配偶者がフェリーの時間をスタッフさんに聞きながら予約してくれた気がする。
○土庄港へ
送迎バスで土庄港に着きました。バスの運転手さんが「ここでフェリーのチケット買えます、お土産も買えます」と案内してくれました。優しい。
土庄港観光センター。自販機も机も椅子もいっぱい。チケットを買います。
買えた。いつもと違うタイプの切符だ。
お土産を購入し、フェリーの時間まで待ちます。
フェリー来ました!
フェリー内はこんな感じです。火曜日だったのでかなり空いてました。仕事で利用してる方も多かった印象。
船内に売店があったので配偶者がたこ焼き買ってくれました。ふわふわ系で明石焼きっぽい感じ?美味しかったです。
他にもおやつやグッズ、お土産なども売ってて楽しかった。
高松に到着。
が!!!!
めっちゃ雨降ってる!!!!!!!どしゃぶり!!!!!!
フェリー乗り場からすぐに屋根付き通路があるので、通路を通ってビル(サンポート高松)に入ります。
エスカレーターが良い感じだったので撮りました。
……お察しの通り、この日は眠くて「早く横になって寝たい」以外の感情がありません。雨降ってきたし。眠くて頭回らないし。眠たい。カシスソーダかなんかこぼした床でいいから横になりたい。
○大雨の昼食
雨雲レーダーを見るとエグい大雨。いったん作戦会議。どっちにしろ空港行きのバスは高松駅から出発するので、観光するにしても荷物はこのビル(サンポート高松)で預けてしまおう!ということでキャリーバッグをロッカーに預け、身軽になったところで昼食探し。
「うどん匠郷屋敷」でうどんと天丼セットをいただきました。おいしかった。平日だったのでサラリーマン多し。
食べ終わるころには雨も止んできました!よかった~。
とは言え、この日は「小豆島でなんとなく観光(疲れとテンションにより考える)」というざっくり計画しか立てておらず、予定は未定。
小豆島にとどまってもよかったんですが、「アクセスが車じゃないとな~。景色の良いとこ行っても曇りだしな~。飛行機の時間に合わせて焦って帰ってくるのもね~」ということで、高松観光に切り替えたばかり。
しかし!!高松の観光地、全く調べてない!!何もわからない!長い商店街しかわからないよ!
ということで、香川出身の友人に連絡し、高松の観光地を教えてもらいます。
友人曰く、「香川県庁がいいかも?丹下健三建築だから。ツアーやってたよ。でもコロナで中止になってるかも?」とのこと。とりあえず行ってみます。
高松築港駅へ。まだ乗車するの2回目なのに「はいはい、高松築港からことでんね、任せて」みたいな気分になります。
駅前の展示と共に撮影。瀬戸芸楽しんでる風でいいね!
ことでんに乗ります。
ことでん「瓦町」駅から歩いて徒歩10分。香川県庁に到着しました。
ででーん。香川県庁です。
中にはギャラリーがあり、香川県庁や丹下健三建築について知れます。
館内には良い感じの家具多数。天井も特徴的。丹下建築を味わえます。
庭に出ました。眠くてあんまり覚えてなんですが、この灯篭も有名らしい。
「子どもたちが遊べる庭を!」と作った、とギャラリーで読んだ気がするのですが、ちょうど学校帰りの子どもたちが遊びに来ていて感動しました。平日観光ならではの体験。
庁舎を見上げてみた図。天気悪いし、眠いし、うまく撮れないし。
展望台があったので来ました。21階展望台。誰でも入れます。映画「県庁の星」でロケに使われたらしい。
ベンチ多数あるので休めます。
端っこに、近づくと音がする謎の石がありました。
喫煙所があったので、配偶者ヤニタイム。わたしは外でチルタイム。
県庁入口。でかい石がいっぱいあってテンションあがります。時間制限もないし、お金もかからないし、人もいないし、ちょうど良い観光でした!友人ありがとう!
○散歩してドトールへ
平成7年2月13日、〈菊池寛通り〉を印象付ける目的で、特に市民に親しまれている『父帰る』の一場面を表したブロンズ像が設置された。制作者は、高松市出身の池川直(いけがわ すなお)氏。
歩き疲れた&眠いので、ドトールでひたすらボーっとします。めちゃくちゃ歩いたのでココアとアイスが染みた~!!疲れめっちゃ取れた~!!!ありがとうドトール!!!
○高松駅前からバス乗る
高松駅前に戻ってきました。
気になっていた「海水池」を見ます。説明ちょっと難しかったんですが、簡単に言うと、海水を引き込んで池にしていると。で、特別な装置で潮の満ち引きが楽しめると。あとさまざまな生態系がいるらしい。へー。
バスのチケット買いました。平日の夜だったので、仕事終わりのサラリーマンとかで混んでました。
バスに乗車!バイバイ、高松!
○高松空港到着
「あっという間の5日間だったねー」と言いながら景色見て爆睡してたら、空港に到着しました。
機械でチェックイン。眠くて別に並ばなくていいところで並んでいた気がする……。
無事にチェックインと手荷物預けができたので、時間まで空港内散策します。
やたらとヤドン推されてました。
へえ!うどんのダシ飲めるんだ!
と思ったら感染症対策の影響でやってませんでした。悲しい!!!!!!
コンビニがあったので軽食を買い、食べます。この近くに喫煙所もあったので、配偶者のヤニタイム。
国際線のほうで食べていたんですが、この時は閉鎖されていて真っ暗。「そういえば、セカチューのロケって高松空港の国際線だったよな……」と思い、上からロビーを撮影しました。ここを……若かりし頃の森山未來が歩いたかもしれない……最高……。
一休みしたら保安検査場へ!
出発ロビーの端っこにおしゃれ空間があったのでこちらで休みました。仕事やってる人多かった。皆さんお疲れ様です。
○飛行機搭乗、そして東京へ
飛行機、搭乗しました。雨で何も見えない。
パンフレットやエチケット袋はいつも通り入ってます。
ドリンクはコンソメスープをいただきました!行きは揺れの影響でアイスしか飲めなかったので、ホット飲めて嬉しい……。
このあと爆睡し、空港到着後はダッシュでバスのチケットを取り、乗ります。
帰ってきたぞ~!!!!
ということで、4泊5日のアートな新婚旅行(?)もこれにて終了です。お疲れ様でした。
○お土産
家に帰ったら荷解きとお土産整理。まずお菓子・ご飯系から。
・天使のクッキー→小豆島で買いました。会社の人用。無難で良い。
・四国家 故郷のものがたり→四国の有名なお菓子詰め合わせです。和菓子多め。
・茶のしずく→確か小豆島でゴリ押しされてたので買いました。家族用。
・おいり→直島で購入。カワイイ!と思い買いました。香川の友人に「おいりかわいいね!」と言ったところ「結婚式のやつだよ」と言われました。引菓子とかで使われるやつらしい。へー。甘くて小さくて軽くてサクサクなので甥っ子が超気に入ってた。
・島のり→直島で購入。美味しい海苔。家族用。
ANDO MUSEUMで買ったもの
・ポストカード×2
・Tシャツ
・本
・紙袋
すべて姉にプレゼントしました。「端から端までください!」という買い方をしました。クレカ使えて良かった。姉が喜んでくれてよかった。
各美術館のグッズ。
・地中美術館のミニファイル
・「心臓音のアーカイブ」便箋
マグネット集めるのいいな!と思い、この旅の後から美術館行くたびに買ってます。地中美術館のファイルは姉にあげました。安藤忠雄なので。
各種パンフレット。VESSEL、時の回廊、犬島製錬所美術館、豊島美術館、地中美術館。後々、「家プロジェクトのも欲しかったー!」とかありました。ベネッセハウスの売店もっと良く見ておけばよかった……。
各美術館のポストカード。撮影禁止の場所が多いので、ポストカードあると記念に残ってありがたいっすね。
特典やホテルでいただいたものなど。
草間彌生のミニトートバッグ、恋人の聖地の絵馬、ポストカード、エンジェルロードの刺繡付き今治タオルです。
その他友人へのプレゼント。
オリーブのビール?かな?、オリーブ錠剤、オリーブ石鹸、ドッグ用うどん、オリーブ塩など塩三種、オリーブソルト味のポテチ、犬島で買ったコースター、オリーブオイル。
美術館系はアーティスト作品とコラボしたお土産がたくさんあるんですが、好みもあるしな~と思いあまり買いませんでした。オリーブ系は「小豆島行ってきた!!」がわかりやすいので大量に買いました。ありがとう、土庄港観光センター。
そして最後、「心臓音のアーカイブ」で録音した心臓音!こんな素敵なパッケージに入れてもらえてうれしい。
以上、旅、終了です!!
○感想
・最終日、とにかく眠かったです。香川県庁で寝ようかと思ったくらい眠かった。
・この日はずっと不安定な天気だったので、予定入れてなくてよかったです。連泊になると本当に疲れるので、まったりおやすみDAYを1日挟むと良いですね。
・小豆島国際ホテル、ガワは古いけど、スタッフさん感じ良いし、ホテルの中にすべて揃ってるし、エンジェルロードすぐ行けるし、良い所でした。新婚旅行とお伝えしたからかやたらとちやほやしていただき嬉しかったです。送迎バスで港についたときに「また、赤ちゃん生まれたら遊びに来てくださいね!」と言われ、我々は「あはは~また来ます~」くらいの気持ちでしたが、「こういうの気になる人は気になるかもなあ~」とは思いました。
・香川県庁、平日だったので普通に働いてる職員さんがいるので、アウェイ感はありました。が、超空いててよかったです。
・高松のドトールにずっといました。変な注文(一番でかいココア)をしたせいで、高校生バイトとパートのおばちゃんが「サイズこれであってる?」「違う?」「レシート見せてもらっても?」「あってるね?」みたいに揉めててなんかすみませんってなりました。どうでもいいエピソード。
・高松は歩いてるだけでも結構楽しいので、時間が余ったらふらふら散歩するのもありかなと思いました。
・飛行機の座席は行き同様、チェックインのときに変更できたので変更した気がしますが……よく覚えてません。
・ちょっと高いですが、空港から帰るのはリムジンバスがおすすめ。気づくと新宿に着いている。ありがとうリムジンバス。
長くなりましたが、ようやく瀬戸内の旅も終わりです!お疲れ様でした。