都内ステイして厄払いしてきた~丸の内、ホテルはしご旅~
ふかこんばんは。北枕ふか子です。
厄払い都内ステイしてきました。
2023年の初め、本当にすべてがついてなくて「いや今までこんなこと起きてた?あまりにもついてなさすぎない?」と自分自身の不運にドン引きしていました。
「こんなについてないとか……なんで……」と落ち込んでいたところ、友人から「ふか子さん、わたしたち、今年、前厄です」と言われ「この不運……前厄のせいだったのかーッ!?」ということで厄払いに行きました。
ついでに、この頃急に配偶者の出張が決まって(今までそんなことなかったのに!なんで!)家に一人でいるのがしんどかったので「都内ステイしよう!日比谷あたりに泊まろう!」と思い立ち、それを友人に言ったところ「日比谷に泊まるなら帝国ホテルの朝食食べたい!」「泊まる前日が出張帰りで東京駅に着くから東京ステーションホテルで夕飯食べたい!」とやりたいことを詰め込んだら都内ホテルはしご旅になっていました。
「うまい飯を食うこと、それ即ち厄払い」と言いながら食べまくった記録です。
○宿泊するホテルについて
まずは泊まるホテルを決めましょう。
「ビジホじゃなくて良さげなホテル!でも、そんな高額出したくない!」ということで、コツコツポイントを貯めているJRホテルグループの中から選びました。なぜならポイントが使えるから!!!
ホテルメトロポリタン 丸の内が東京駅から近くていいなと思っていたんですが、予約が空いておらず、同じエリアのTHE BLOSSOM HIBIYAにしました。
JRホテルメンバーズだと10%割引され、なおかつポイントも使えます。ポイントが4000円くらい貯まっていたので、本来なら4万円(一人2万円くらい)のプランでしたが、一人約18,000円で宿泊できました。ありがてえ~!宿泊分のポイントも付く~!ありがてえ~!
さすがにビジホよりはちょい高かったですが、都内ステイで交通費がかからないのでまあいいか~ということで泊まりました。厄払いだしね(何にでも使える言い訳)。
ということで、泊まるぞ!
○ホテルに向かいます
宿泊当日の夜です。ホテルまでのアクセスは新橋、内幸町が近いとのことでしたが、ちょっとアクセスが面倒だったので、日比谷から歩きました。
帝国ホテル前はめちゃくちゃイルミネーションしてました。1月なのに。
日比谷駅から歩いて内幸町駅に到着。道はまっすぐなのでわかりやすいですが、ちょっと歩きます。
そして、ホテル到着!本日の宿、THE BLOSSOM HIBIYAです!!
ロビーまではエレベーターで。2基しかないので時間によっては混みます。左の写真に写り込んでいる青い影は幽霊ではなく、わたしの手袋です。
ロビー階からの景色。東京タワーが見えます!!!
フロントにてチェックイン!JRホテルメンバー特典でチェックアウト12時まで伸びました(でも次の日に予定あったので普通にチェックアウトしましたが……)。
カギをもらって部屋に向かいまーす!
○room tour....
宿泊するお部屋に到着!
room tour...ということで、部屋に入ります。
入ってすぐにある棚には金庫、ハンガーなどあります。クローゼットというほど大きくないですが、最低限の服や小物は保管できます。
スリッパ、消臭剤、靴ベラあり。荷物置きもあるので、荷物が多い人も安心。
だだーん!お部屋はこんな感じ(ちなみに部屋は「禁煙スーペリアツイン<25平米:シティビュー>でした)。
ほぼベッドしかないお部屋ですが、デコれそうな壁があったり、窓際に映えそうなソファがあったりと、女子会にも良さそうです。
枕2種とクッションあり。パジャマもついてました!
ベッドの間には照明などの調整ができるタブレットもあり。便利でした。
ベッドの逆側にはテレビがあります。寝ながらテレビが見れる。
電話メモ帳などあり。エアコンのスイッチはベッド横にありました。
窓際には備品が入った棚あり。
棚の上には折り畳み式鏡が置いてありました。
引き出しの中には、お茶各種と変換コンセント、防災の手引き
ミネラルウォーター2本とポット、アイスペールが入ってます。
冷蔵庫の中身は空でした。
窓はロールスクリーンがあるので外から見えず安心。
窓際にはソファがあり、夜景と一緒に記念撮影もできます。映えます。小さいですが机もあり。ご飯食べるのはギリギリって感じ。
洗面所は入口入ってすぐ左にあります。トイレと洗面所とお風呂が同じ空間にあるので、友だちと泊まる際はトイレ・お風呂・洗面所タイミングにご注意を……。
アメニティは洗面所下の引き出しにあります(ちょっとわかりづらいです)。
ドライヤー、タオル各種も揃ってます。
洗面台のすぐ横にトイレ。ちょっと恥ずかしい。
洗面所の隣にお風呂があります。広々していて快適でした!
シャワーは高さが変えられるタイプ。シャンプー、リンス、ボディソープ各種揃ってます。
そして何よりこの夜景!!!東京の!!夜景!!!
「キレイで感動しちゃう!」というよりは、都会のタワマンとか怪しいレストランの会合で見るタイプの夜景っぽい。「100万円簡単に稼げます!」って感じの夜景です。
支度をしたら、友人と合流するため、東京駅に向かいます。
ロビーの端っこに外貨両替もありました。
○東京駅で夕食
友人が来るまで時間があったので、グランスタのまい泉食堂で夕飯。かつ丼美味しかった……。まい泉食堂大好きだからもっと増えてほしい……。
お腹いっぱいになったのでとりあえず外に出て外気に当たります。大都会の風だぜ。
夜の丸の内駅舎、素敵ッ!
友人が来るまで暇だったのでだいぶ広場の前をうろちょろしました。完全に不審者だった。
丸の内南口で待ち合わせします。
「東京ステーションホテルで夕飯を食べよう!」と言っていたものの、すでに時間は20時近く。「ラウンジ」はもうラストオーダーが終わっており、営業しているのはバー「カメリア」くらい。予約もしていないし入れるのか……?と思っていましたがとりあえず行ってみることに。
レストランフロアに向かいます。
「カメリア」に向かうと案の定満席。金曜夜だもんね……みんな飲むよね……。
「どうしようか?」「帝国ホテルまで歩く?」とお店の前で相談していると、ちょうど団体のお客さんが帰られたところで「少しお待ちいただければ入れますが」とスタッフさんが声をかけてくださり!!入れることに!!うれしー!!!!!最高~!!!
ということで、カクテルを頼みまして、乾杯。「赤煉瓦」というノンアルコールカクテルがマジ美味しいのでおすすめです。
ミックスナッツ、フライドポテトと唐揚げ(もっとおしゃれな名前だった)(友人曰く「チキンバスケットでした!」とのことです)(ルームサービスでも頼めます)、友人用の夕飯という感じ。全部美味しくて最高でした!!!ありがとうカメリア!!!
○ホテルに戻ってきた
コンビニで2リットルの水を買いました。エレベーターが混んでたので外で記念撮影するついでに「ペットボトルの下から光を当てると眩しくなるので災害時はこれを利用してランタンにしましょう」とか言ってました。
無事、部屋に戻ってきました。夜も深くなると照明が減って先程の夜景より落ち着いた雰囲気になりますね。おやすみ世界✨
○朝食へ
おはよう世界✨
今日も感謝を忘れず
100万円を
簡単に稼ぎましょう✨
ということで、支度をしてチェックアウト。帝国ホテルに向かいます。
到着!今日もお花が素敵ッ!
パークサイドダイナーにて朝食をいただきます。宿泊してなくても朝食のみの利用が可。オムレツとパンいただきました!おいしかった!!!!ここで結構ダラダラしたので、ランチタイムくらいまでいました。長居しがち。
○日枝神社へ
千代田線で日比谷から赤坂に向かい、日枝神社に到着しました。
「めっちゃ階段あるやん」と思いましたが、安心してください、エスカレーター付です。
ということで到着しました。1月中旬だというのに、初詣でめちゃくちゃ混んでました。
左の奥に祈祷受付があるので、そちらで受付を済ませ、所定の位置で呼ばれるのを待ちます。祈祷もそこそこの混雑具合。
祈祷は予約は必要ないんですが、事前申し込みをしておくと受付の時に紙に手書きする手間がなくなるのでスムーズです。祈祷料は1万円から自分で決めるタイプ。わたしたちは1万円にしました。
「記念品引換券」をもらうので、この番号が呼ばれるまで待機。このとき、上着を脱いでおいた方が入るときスムーズです(上着着たままで待ってたら呼ばれたときもたついて後ろの方の席になったので……)。
中に入ると感染症対策で各座席にビニールが張られていました。なので、舞とかお祓いとかやってくれるんですが、ビニールであんまり見えません。ハートで感じるお祓い。結構本格的で楽しかったです。
最後にお神酒と記念品をいただいて終了!ホテルはしご旅兼お祓い、これにて終了です。
○感想
・都内ステイ、楽しいですね。今までにも「ラブホ女子会!」とか「結婚式前の宿泊!」とかはありましたが、こうやって意味もなく泊まるの楽しいです。非日常感。交通費かからないのが何よりうれしい。
・東京の夜景、住んでいると逆に見ないので新鮮でした。オフィス街なので土日より平日の早めの時間のがキラキラ光ってて良いかもしれませんね。
・ブラッサム日比谷、外国人観光客多めでした。確かにアクセス良いし、キレイだし……。ロビー階にレストランがあるので、朝食、昼食、夕食、食べれます。バータイムもあるっぽい。
あと、ブラッサム日比谷はJRホテルグループなんですが、厳密に言うと「JR九州ホテルズ」なので、JR九州ホテルグループがやってる新幹線付き宿泊プランとかもあります。
・東京ステーションホテルの「カメリア」はやはり金曜だったので激混みでした。が、「絶対食べたい!」というのであれば、予約すれば大丈夫だと思います。
飲み放題付プランとかもあって最高です。個人的にはオープンと同時くらいに入って、「ご褒美アワー」でカクテルを安く飲むのが好き。
・帝国ホテルの朝食は友人が予約してくれました!帝国ホテルで結婚式をした友人がいるとちょっとお安くなるのでマジありがたいです。
・お祓いに日枝神社を選んだのは、友人もわたしも「申年」だったからです。日枝神社は猿が祀られているので……。記念品がだいぶ充実していて、友人と「結婚式の引き出物みたい!!!」と言って、帰りにカフェで開封の儀式をして楽しかったです。お祓いはほとんど結婚式。
・このお祓いステイ(?)のおかげかわかりませんが、このあとはわりと良いこと続きでした。気休めかもしれませんが、行っておくと気持ちが楽になるのでおすすめです。来年は本厄なので、またお祓い行こうと思います。
以上です。
瀬戸内国際芸術祭行った5日目~小豆島から高松へ、香川県庁、帰りの飛行機~
ふかこんばんは。北枕ふか子です。
瀬戸内国際芸術祭の旅、最終日!
○エンジェルロード、渡れない
おはようございます。「朝一の誰もいないエンジェルロードに渡ろう~♪」と思って早起きしました。渡れませんでした。
潮の満ち引きの時間は大体決まっているんですが、天候によって時間が変更することもあるとのこと。曇っていたのもあって、早めに満ちてきてしまったんですね……。いや、ぎりぎりに起きたのが原因か……?
ちなみに、エンジェルロード渡れる時間はホテルのHPでわかります。トップページにある「干潮時間を調べる」に自分が訪れる日付を入れると渡れる時間が表示されます。便利。
とはいえ、せっかく起きたのでエンジェルロードの近くまで行きます。一般の入口(?)は左の写真の場所なのかな?入口付近(?)には自販機とゴミ箱がありました。
エンジェルロード、「やっぱし行けそ?」と思ってギリギリまで行ってみましたが、全然無理でした。びしゃびしゃになっちゃう。行けたとしても帰って来れない。渡るのやめました。
そもそもエンジェルロードとは何か。これも小豆島国際ホテルのHPに書いてありました。
南側にある小さな島を“弁天島”といい、そこから砂浜で繋がった4つの島を総称して“余島”と呼びます。
この連なる4つの島へは、1日2回の引き潮の時だけあらわれる砂浜の道を歩いて渡るのですが、
姿を見せては消える不思議な場所として、いつからか「エンジェルロード」と呼ばれるようになりました。
弁天島と余島そして、このエンジェルロードで手をつないだカップルは幸せになれるという噂がクチコミで広がり、
願いを書いた絵馬や貝殻を残していく人も増えています。
最近では、鈴木亜美さん主演のドラマTBS愛の劇場ラブレターの中で「秘密の島」として登場するなど、
メディアで取り上げられる機会も多くなりロケ地を一目見ようと訪れる観光客もたくさんいらっしゃいます。
という感じです。
「恋人の聖地 約束の丘展望台」がある。ほう……。せっかくここまで来たし……行ってみるか……。
エンジェルロードを一望できるゥ!めっちゃ満ちてきてるゥ!
「恋人の聖地」とかいう鐘があった。
NPO法人地域活性化支援センターでは「少子化対策と地域の活性化への貢献」をテーマとした『観光地域の広域連携』を目的に「恋人の聖地プロジェクト」を展開しています。
恋人の聖地プロジェクトでは、2006年4月1日より、全国の観光地域の中からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として選定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るとともに、地域間の連携による地域活性化を図っています。
また、このプロジェクトでは「非婚化・未婚化の進行」を少子化問題のひとつとして捉え、日本全国で選定された200ヶ所を越える「恋人の聖地」とともに、フランスのモン・サン・ミッシェルをはじめ海外の著名な観光地にも参画いただき、各地域による様々な活動を通して若い人々のみならず地域社会に向けて「結婚」に対する明るい希望と空気の醸成を図るための活動をしています。
調べてみたら、なんかそういうプロジェクトの一環らしい。へえ……。
鳴らした。寒かった。
ちょうど朝食会場が開いたところだったのでそのまま朝食へ。「サンシルバー」でバイキング朝食です。
ちょうどテレビ千鳥の「1周だけバイキング」を見たばかりだったので、やりました。結構うまい感じに取れた気がします。
部屋に戻って爆睡。本当に良く寝た……ずっと寝てた小豆島……。お風呂が朝9時までだったから「部屋帰って休憩したら温泉行こう♪」と思ってたけど全然起きれなかった……よく寝た……。
荷物整理をしてチェックアウトします。
景色を見ながら送迎バスを待ちます。曇ってるな~。
送迎バスは無料ですが、事前予約が必要です。眠すぎて配偶者に任せていましたが、確か「前日の○○時までに予約してください」みたいなバスの出発時間案内が部屋にありました。配偶者がフェリーの時間をスタッフさんに聞きながら予約してくれた気がする。
○土庄港へ
送迎バスで土庄港に着きました。バスの運転手さんが「ここでフェリーのチケット買えます、お土産も買えます」と案内してくれました。優しい。
土庄港観光センター。自販機も机も椅子もいっぱい。チケットを買います。
買えた。いつもと違うタイプの切符だ。
お土産を購入し、フェリーの時間まで待ちます。
フェリー来ました!
フェリー内はこんな感じです。火曜日だったのでかなり空いてました。仕事で利用してる方も多かった印象。
船内に売店があったので配偶者がたこ焼き買ってくれました。ふわふわ系で明石焼きっぽい感じ?美味しかったです。
他にもおやつやグッズ、お土産なども売ってて楽しかった。
高松に到着。
が!!!!
めっちゃ雨降ってる!!!!!!!どしゃぶり!!!!!!
フェリー乗り場からすぐに屋根付き通路があるので、通路を通ってビル(サンポート高松)に入ります。
エスカレーターが良い感じだったので撮りました。
……お察しの通り、この日は眠くて「早く横になって寝たい」以外の感情がありません。雨降ってきたし。眠くて頭回らないし。眠たい。カシスソーダかなんかこぼした床でいいから横になりたい。
○大雨の昼食
雨雲レーダーを見るとエグい大雨。いったん作戦会議。どっちにしろ空港行きのバスは高松駅から出発するので、観光するにしても荷物はこのビル(サンポート高松)で預けてしまおう!ということでキャリーバッグをロッカーに預け、身軽になったところで昼食探し。
「うどん匠郷屋敷」でうどんと天丼セットをいただきました。おいしかった。平日だったのでサラリーマン多し。
食べ終わるころには雨も止んできました!よかった~。
とは言え、この日は「小豆島でなんとなく観光(疲れとテンションにより考える)」というざっくり計画しか立てておらず、予定は未定。
小豆島にとどまってもよかったんですが、「アクセスが車じゃないとな~。景色の良いとこ行っても曇りだしな~。飛行機の時間に合わせて焦って帰ってくるのもね~」ということで、高松観光に切り替えたばかり。
しかし!!高松の観光地、全く調べてない!!何もわからない!長い商店街しかわからないよ!
ということで、香川出身の友人に連絡し、高松の観光地を教えてもらいます。
友人曰く、「香川県庁がいいかも?丹下健三建築だから。ツアーやってたよ。でもコロナで中止になってるかも?」とのこと。とりあえず行ってみます。
高松築港駅へ。まだ乗車するの2回目なのに「はいはい、高松築港からことでんね、任せて」みたいな気分になります。
駅前の展示と共に撮影。瀬戸芸楽しんでる風でいいね!
ことでんに乗ります。
ことでん「瓦町」駅から歩いて徒歩10分。香川県庁に到着しました。
ででーん。香川県庁です。
中にはギャラリーがあり、香川県庁や丹下健三建築について知れます。
館内には良い感じの家具多数。天井も特徴的。丹下建築を味わえます。
庭に出ました。眠くてあんまり覚えてなんですが、この灯篭も有名らしい。
「子どもたちが遊べる庭を!」と作った、とギャラリーで読んだ気がするのですが、ちょうど学校帰りの子どもたちが遊びに来ていて感動しました。平日観光ならではの体験。
庁舎を見上げてみた図。天気悪いし、眠いし、うまく撮れないし。
展望台があったので来ました。21階展望台。誰でも入れます。映画「県庁の星」でロケに使われたらしい。
ベンチ多数あるので休めます。
端っこに、近づくと音がする謎の石がありました。
喫煙所があったので、配偶者ヤニタイム。わたしは外でチルタイム。
県庁入口。でかい石がいっぱいあってテンションあがります。時間制限もないし、お金もかからないし、人もいないし、ちょうど良い観光でした!友人ありがとう!
○散歩してドトールへ
平成7年2月13日、〈菊池寛通り〉を印象付ける目的で、特に市民に親しまれている『父帰る』の一場面を表したブロンズ像が設置された。制作者は、高松市出身の池川直(いけがわ すなお)氏。
歩き疲れた&眠いので、ドトールでひたすらボーっとします。めちゃくちゃ歩いたのでココアとアイスが染みた~!!疲れめっちゃ取れた~!!!ありがとうドトール!!!
○高松駅前からバス乗る
高松駅前に戻ってきました。
気になっていた「海水池」を見ます。説明ちょっと難しかったんですが、簡単に言うと、海水を引き込んで池にしていると。で、特別な装置で潮の満ち引きが楽しめると。あとさまざまな生態系がいるらしい。へー。
バスのチケット買いました。平日の夜だったので、仕事終わりのサラリーマンとかで混んでました。
バスに乗車!バイバイ、高松!
○高松空港到着
「あっという間の5日間だったねー」と言いながら景色見て爆睡してたら、空港に到着しました。
機械でチェックイン。眠くて別に並ばなくていいところで並んでいた気がする……。
無事にチェックインと手荷物預けができたので、時間まで空港内散策します。
やたらとヤドン推されてました。
へえ!うどんのダシ飲めるんだ!
と思ったら感染症対策の影響でやってませんでした。悲しい!!!!!!
コンビニがあったので軽食を買い、食べます。この近くに喫煙所もあったので、配偶者のヤニタイム。
国際線のほうで食べていたんですが、この時は閉鎖されていて真っ暗。「そういえば、セカチューのロケって高松空港の国際線だったよな……」と思い、上からロビーを撮影しました。ここを……若かりし頃の森山未來が歩いたかもしれない……最高……。
一休みしたら保安検査場へ!
出発ロビーの端っこにおしゃれ空間があったのでこちらで休みました。仕事やってる人多かった。皆さんお疲れ様です。
○飛行機搭乗、そして東京へ
飛行機、搭乗しました。雨で何も見えない。
パンフレットやエチケット袋はいつも通り入ってます。
ドリンクはコンソメスープをいただきました!行きは揺れの影響でアイスしか飲めなかったので、ホット飲めて嬉しい……。
このあと爆睡し、空港到着後はダッシュでバスのチケットを取り、乗ります。
帰ってきたぞ~!!!!
ということで、4泊5日のアートな新婚旅行(?)もこれにて終了です。お疲れ様でした。
○お土産
家に帰ったら荷解きとお土産整理。まずお菓子・ご飯系から。
・天使のクッキー→小豆島で買いました。会社の人用。無難で良い。
・四国家 故郷のものがたり→四国の有名なお菓子詰め合わせです。和菓子多め。
・茶のしずく→確か小豆島でゴリ押しされてたので買いました。家族用。
・おいり→直島で購入。カワイイ!と思い買いました。香川の友人に「おいりかわいいね!」と言ったところ「結婚式のやつだよ」と言われました。引菓子とかで使われるやつらしい。へー。甘くて小さくて軽くてサクサクなので甥っ子が超気に入ってた。
・島のり→直島で購入。美味しい海苔。家族用。
ANDO MUSEUMで買ったもの
・ポストカード×2
・Tシャツ
・本
・紙袋
すべて姉にプレゼントしました。「端から端までください!」という買い方をしました。クレカ使えて良かった。姉が喜んでくれてよかった。
各美術館のグッズ。
・地中美術館のミニファイル
・「心臓音のアーカイブ」便箋
マグネット集めるのいいな!と思い、この旅の後から美術館行くたびに買ってます。地中美術館のファイルは姉にあげました。安藤忠雄なので。
各種パンフレット。VESSEL、時の回廊、犬島製錬所美術館、豊島美術館、地中美術館。後々、「家プロジェクトのも欲しかったー!」とかありました。ベネッセハウスの売店もっと良く見ておけばよかった……。
各美術館のポストカード。撮影禁止の場所が多いので、ポストカードあると記念に残ってありがたいっすね。
特典やホテルでいただいたものなど。
草間彌生のミニトートバッグ、恋人の聖地の絵馬、ポストカード、エンジェルロードの刺繡付き今治タオルです。
その他友人へのプレゼント。
オリーブのビール?かな?、オリーブ錠剤、オリーブ石鹸、ドッグ用うどん、オリーブ塩など塩三種、オリーブソルト味のポテチ、犬島で買ったコースター、オリーブオイル。
美術館系はアーティスト作品とコラボしたお土産がたくさんあるんですが、好みもあるしな~と思いあまり買いませんでした。オリーブ系は「小豆島行ってきた!!」がわかりやすいので大量に買いました。ありがとう、土庄港観光センター。
そして最後、「心臓音のアーカイブ」で録音した心臓音!こんな素敵なパッケージに入れてもらえてうれしい。
以上、旅、終了です!!
○感想
・最終日、とにかく眠かったです。香川県庁で寝ようかと思ったくらい眠かった。
・この日はずっと不安定な天気だったので、予定入れてなくてよかったです。連泊になると本当に疲れるので、まったりおやすみDAYを1日挟むと良いですね。
・小豆島国際ホテル、ガワは古いけど、スタッフさん感じ良いし、ホテルの中にすべて揃ってるし、エンジェルロードすぐ行けるし、良い所でした。新婚旅行とお伝えしたからかやたらとちやほやしていただき嬉しかったです。送迎バスで港についたときに「また、赤ちゃん生まれたら遊びに来てくださいね!」と言われ、我々は「あはは~また来ます~」くらいの気持ちでしたが、「こういうの気になる人は気になるかもなあ~」とは思いました。
・香川県庁、平日だったので普通に働いてる職員さんがいるので、アウェイ感はありました。が、超空いててよかったです。
・高松のドトールにずっといました。変な注文(一番でかいココア)をしたせいで、高校生バイトとパートのおばちゃんが「サイズこれであってる?」「違う?」「レシート見せてもらっても?」「あってるね?」みたいに揉めててなんかすみませんってなりました。どうでもいいエピソード。
・高松は歩いてるだけでも結構楽しいので、時間が余ったらふらふら散歩するのもありかなと思いました。
・飛行機の座席は行き同様、チェックインのときに変更できたので変更した気がしますが……よく覚えてません。
・ちょっと高いですが、空港から帰るのはリムジンバスがおすすめ。気づくと新宿に着いている。ありがとうリムジンバス。
長くなりましたが、ようやく瀬戸内の旅も終わりです!お疲れ様でした。
瀬戸内国際芸術祭行った4日目②~小豆島到着、渡らないエンジェルロード、ホテル内探検~
ふかこんばんは。北枕ふか子です。
瀬戸内国際芸術祭の続きです。
↓前回記事
○小豆島到着
フェリーに乗って小豆島に到着!爆睡していたので到着の写真がありません!すみません!
豊島を出発する前にホテルにフェリー到着時刻を連絡しておくと、送迎バスが迎えに来てくれます。最高。ということで乗ります。
無事乗車。気圧のせいもあるのか、直島で本気出しすぎたせいか、豊島の待ち時間が長かったせいか、フェリーで爆睡したせいか、ずっと眠かったです。
○ホテルチェックイン
ホテルに到着!(写真はチェックアウト時に撮ったやつなので曇ってます)
口コミで「ガワは古いけど中はきれいです」と書いてありましたが、着いたときに「本当にガワが古い!!!!」とびっくりしてしまいました。そして中は、マジできれい。すごい。ギャップがすごいよ!
チェックインして、部屋に行きます!
406号室。デザイナーズルームです!
うおー!エンジェルロードが見えるホテルー!さすがだー!!!和洋折衷なのもありがたい!
ちょうど夕方。景色、めちゃくちゃよかったです。
さて、部屋を見ていきましょう。
こちらはベッド。シモンズ社製!!!この旅で!!!一番!!!よく寝ました!!!!ありがとうシモンズ!!!!
畳エリアには謎の座布団?座椅子?のようなものがあります。机の上には各種パンフレット。
この畳ゾーンでずっと寝てました。このホテルではずっと寝てた。よく眠れる良いホテル。
テレビもあります。窓が広いので景色が良く見えてイイネ。
クローゼットの中にはハンガー、着物などなど。
お茶、お菓子、グラス、コップもそろってました。
ポットやゴミ箱もあり。なぜここにゴミ箱。冷蔵庫には水が二本入ってました。
泊まったプランの特典(?)で、レストランクーポンとサービスチケットと、エンジェルロード用の絵馬をもらいました。
あと、「新婚旅行です!」と備考欄に書いたので、今治タオル(エンジェルロードの刺しゅう入り)もいただきました。至れり尽くせりじゃ……。
いただいた絵馬とエンジェルロード。
このときはちょうど渡れる時間だったんですが、結構混んでたのでやめてしまいました。
沈みゆく太陽……。よい景色じゃ……。
窓際には机と鏡があり、引き出しの中には小豆島の観光案内雑誌などが入ってます。
お風呂とトイレ。シャンプー各種ついてます。化粧水やブラシなどのアメニティはフロントに置いてあり、自分が必要な分だけ持っていくタイプ。SDGsやね。
頭上にはドライヤーとトイレットペーパー。お風呂はユニットバス。大浴場に行ったので部屋風呂は入りませんでした。
休憩しつつ、部屋に置いてあったお菓子をいただきます。オリーブ推しがすごいです。豊島美術館のお昼からずーっとオリーブ関連のものを食べてる。お腹がオリーブになっちゃう。
○ホテル内散策
部屋を出てホテル内探検!
1階で地図を見ます。思ってたより、でかいんですよね。敷地が。
まず入り口付近にはギャラリーがあります。そのお隣あたりに宿泊者限定のウエルカムドリンクコーナーがあり、コーヒー、紅茶が飲み放題。ありがたい。
キッズコーナーやちょっとしたゲーセンもあります。
温泉は2種類あり、朝と夜で男女が変わるやつ。
電車と、オリーブの何かがいた。
この「オリーブしまちゃん」っていうゆるキャラか……?ゆるキャラだったとしてもなぜここに……?
海沿いから見たホテル。
出入口にクロックスが置いてあるので、すぐに外に出れます。わざわざ部屋に戻って靴を履き替える手間がなくていいのがありがたいっすね。
ホテルの奥のほうに行くとギャラリーがあったり、外にはプールがあったり……。とにかくなんでもありました。エンジェルロードもこのまま行けますが、もう潮が満ちてきて渡れなかったので部屋に帰りました。そして爆睡。よく寝た。
○夕食
夕食の時間だ!食べるぞ!起きたぞ!おはよう!
メニュー。なんかいっぱい出る感じがするぞ!オラ、ワクワクすっぞ!
お造り。豪華。
醤油は3種類。小豆島はオリーブだけじゃなくて醤油も有名だそう。いろんな醤油が試せます。気に入った醤油はホテルのショップで購入可能。
オリーブソーダなるものを飲みました。ほのかにオリーブの香りがするソーダ。身体がオリーブだらけになっちゃう。
とにかくめちゃくちゃいっぱいいろんなものが出てきたので割愛しますが、本当にたくさん食べました。日本食フルコースって感じ。刺身、天ぷら、焼肉、鍋、米、あとそうめんの食べ放題もあった。
最後は醤油プリンと梨。わたしは「醤油プリン……?ご飯なのかデザートなのかどっちなんだい!」という感じでしたが、配偶者はめっちゃ気に入ってました。これもショップで売ってるので、買ってました。
夕食後は部屋に戻り、温泉へ。
オリーブの湯と浜風の湯があり、交代制。「早起きして二種類入ろう!」と思ってましたが、全然起きれませんでした。そして眠すぎてどっちに入ったのかも、どんなお湯だったのかも全く覚えていません。
そして部屋に戻って就寝。本当によく寝た。ベッド入って5秒で寝た。
○感想
・お読みいただいたらわかる通り、ずっと眠いor寝てました。この日はゆるめのスケジュールにして正解だったな~と思います。
・小豆島、と言いつつ、ホテル内しか行ってないのでアレですが……良いホテルでした。エンジェルロード近いし、温泉あるし、ギャラリーあるし。ホテル内に全部揃ってるので、観光しなくても十分楽しめます。
・犬島は歩いて回れる、豊島はチャリで回れる、直島はチャリでギリギリ回れる、という感じでしたが、小豆島は車があったほうがよさそう!という印象でした。大きいです。「島」というより「一つの街」って感じ。
以上です。
瀬戸内国際芸術祭行った4日目①~オーバル棟の朝焼け、豊島美術館、小豆島へ~
ふかこんばんは。北枕ふか子です。
瀬戸内国際芸術祭、続きです。
前回記事↓
〇朝焼けを見る
おはようございます。朝5:30です。朝焼けを見るために起きました。
だだん!一眼レフで撮影したこの景色、マジ良すぎてビビります。
ちなみに、朝焼け/夕焼けの時間はこの紙に書いてあるので、それを参考にして行動すると良いです。
この紙によるとこの時期は日の出が5:54、日の入りは17:57。こういうのが部屋に置いてあるのありがたいですね。
iPhoneだとこんな感じ。撮るカメラと編集によって色味は変わりますね。肉眼で見ると「朝焼け見逃したか!?」と思うくらい青かったですが、撮影してみると結構赤い。
オーバルの朝焼け、タイムラプス pic.twitter.com/15cqtspnuw
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
朝焼けの様子、タイムラプスしました。
配偶者が起きてくれたので、一緒に外に出て屋上へ。早朝オーバルも素敵ですね。
オーバル屋上から見る朝焼け。これは一眼で撮影。めちゃくちゃに良いですね……。
朝焼けに照らされるオーバル屋上。
朝の滝も見に行きました。水は止まってましたが、一日の始まりを感じるなんとも良い景色……。
○朝食へ
せっかく早起きしたので、朝ごはんに向かいます。朝一モノレール。
部屋を出てオーバル棟を歩いて、モノレールでミュージアム棟へ向かうタイムラプス pic.twitter.com/TN2t7fHqYv
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
ただ移動してるだけのタイムラプスです。
朝ごはんはミュージアム棟の「ミュージアムレストラン日本料理 一扇」にていただきます。
オープン直後に入ったので、3組くらいしかいませんでした。
入口には献立が書いてあり、店内にはアート作品の展示もあります。
メニューを見ます。和食!楽しみ!待ってる間にお茶をいただきます。何茶だったかは失念しました。
ちょうど杉本博司の「タイム・エクスポーズド」が見える席でうれしかったです(これは外で撮った写真です)。
ごはん、来ました!おいしそー!
どれも美味しかったんですが、左上のおまんじゅう(ゆり根のまんじゅう)がすっごく美味しかったです。どうにか再現できないかと家に帰ってれんこんや長芋でいろいろ試しましたが、全然うまくできなかった……。本当に美味しかった……もう一回食べたい……。
煮物も良い感じ!京都っぽいダシなんですが、瀬戸内なので魚介っぽい感じもした気がします(うろ覚え)。
食後は紅茶とデザート!食器が可愛い。
食後は外に出て展示を見ます。こちらは先ほどレストランから見ていた「タイム・エクスポーズド」。ここに出るの、大きい扉を開かないといけないんですが、開け方がわからなくてスタッフさんに開けてもらいました。ありがとうございました(ちなみに、2階から階段で降りてくるルートもあります)。
崖に展示してある作品も見れました。超遠いので超小さく、ですが……。
誰もいない朝のミュージアム棟を見学します。贅沢な時間……。夜とはまた違った雰囲気で楽しいですね。
レストラン前には椅子があり、ゲルハルト・リヒターの「ベティ」が展示してあります。リヒター展に行ったばかりだったので、「リヒターじゃん」と物知り顔で見てしまいましたがなんにも詳しくないです。
「おもしれ~建物(「おもしれ~女」風にお読みください)」と思った箇所。独特な建物なので迷子になりやすいです。お気をつけて。
宮島達男「Counter Circle No.18」という作品。この作品が展示してある部屋には入り口前にカーテンがあるので朝でも夜でも暗いです。が、やはり夜見た方が暗さが増して面白いかも?と思いました。
配偶者、喫煙タイム。暇なので、わたしも外に出ました。朝のベネッセハウスです。
ここが喫煙所。配偶者がいるの、見えますか?
ここから出てくると「うぉ!?」と驚かれます。あと、でっかいクモの巣があるのでお気をつけて……(でっかいクモの巣はオーバル棟にも結構あります)。
オーバル棟に戻ります。
二階部分に生えてるこちらはたまたま生えてきたものではなく、須田悦弘の「雑草」という作品。最初は作品と知らず、「すげえ!生えてる!アスファルトに咲く花じゃん!」とはしゃいでしまいました。
○オーバル棟へ
オーバル棟に戻ってきました。滝が流れてる!
え、、、、待って、、、水面が反射して天井が素敵なことになってるんですケド、、、!!!♡♡♡
ウワー!壁にも反射してる……!素敵すぎるーッ!!!
オーバルの水面が反射して素敵っていう動画 pic.twitter.com/br7gGzF7ju
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
朝のオーバルもいいですね~。どの時間も表情が変わるオーバル棟、本当に最高です。あと5日くらい居たい。
このあとは部屋に帰って化粧や荷物整理。チェックアウトまで時間があったので洗濯。オーバル棟を出ずに、しかも無料で洗濯できて、なおかつ乾燥もできたの、本当に助かりました……。家に帰ってからの負担が減ってありがたい……。
朝の一定時間だけ、オーバルラウンジでお茶と小菓子がいただけるとのことだったので来ました!
うわ~!景色良~!!!机の形すご~!!!三角~!!景色良い~!!
せっかくなのでラウンジ内をうろちょろ。直島関連本がいっぱい!作品展示もあります!
そしてこの景色!最高!良い天気!!
コーヒーと小菓子。かなりおなかに溜まって、お昼代わりになって本当に助かりました。良い景色を見ながらチルタイム……。
そして、またしてもオーバル棟宿泊者しか使えないはずなのに、わたしたち以外に誰も来なかったけど、なんで……?オーバル棟でこんなにはしゃいでたのわたしたちだけなのかな……?それかみんな連泊なのかな……?
部屋に戻って撮影タイム。部屋の中で動画を撮ったり、外のタイムラプス撮ったり、年賀状用の写真(右写真)撮ったりしました。
あと少しでこの景色とさよならなんて……寂しすぎる……ずっと居たい……。
ただドアを開けてキョロキョロするだけの動画 pic.twitter.com/8BUgGFIC94
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
ドアを開けたときの水の音がすごすぎて撮影した動画。この扉めっちゃ重いんですよね……。なので防音もすごい……。
チェックアウトの時間です……。さようなら最高の景色……。
部屋を出てからモノレール乗り場に行くまで焦って撮った動画 pic.twitter.com/dPnHsDGWmA
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
名残惜しすぎて部屋を出てからモノレールに乗るまでの動画を撮りました。帰りたくないよ……。
最後のモノレールです……。
モノレールでオーバル棟からミュージアム棟へ🚝 pic.twitter.com/j7xOZJn2gF
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
こちらも動画撮りました。帰りたくなさがすごい。
ミュージアム棟に到着。この景色ともお別れなんて……寂しいよ……(全部に言う)。
フロントでチェックアウト。ミュージアム棟から宮浦港までは宿泊者専用の無料バスで向かいます。フロント付近で待っているとスタッフの方が荷物を預かってくれ、なおかつ「バス到着しました~」と呼んでくださるので安心です。
〇宮浦港から豊島へ
宮浦港に帰ってきました。
バスの中では運転手さんが「直島」という名前の由来を教えてくれたり、車窓から見える景色を案内してくれたり、ほぼツアーみたいな感じです。最後に「来週も来てくださいね~。以前そう言ったら本当に次の週も来た方いらっしゃるんですよ~」「忘れ物にご注意ください。思い出は忘れずに、お財布は忘れていっても大丈夫ですよ~」と笑わせてくれたりして楽しかったです。
船の時間まで暇なので、かぼちゃの中に入りました。草間彌生「赤かぼちゃ」。月曜だったので人が少なくてラッキー!美術館はお休みですが、恒久展示を楽しむなら月曜がおすすめ!
ちなみにかぼちゃの中はこんな感じ!
あれは藤本壮介「直島パヴィリオン」。中に入ることもでき、映えます。が、我々は入らず遠目で見ただけでした。なんせ、暑くて……。
豊島の高速船まで待合所で待ちます。柱は鏡になっているところもあるので映えるよ!
月曜日だったのでとにかく人が少なくて快適でした。待合所の中にはお土産屋さんもあるので待ち時間に購入。荷物整理などして、高速船のチケットを買います。
さて、高速船に乗ります!
いつも通り高速船は三角屋根のほうの乗り場です。かわいい船きた。
ばいばい、直島!
〇豊島
家浦港に着きました。今回の旅で2回目の豊島です。
前回自転車を借りた土庄町電動レンタサイクルでは手荷物預かりも行っているのでキャリーバッグだけ預けます。一個500円とかだったかな。
今回はバスで向かうので、家浦港の待合室でバスを待機。直島でハイになった気持ちを落ち着けるため、ひたすら無のTwitter。
豊島の歴史や見どころパネルなどもあるので、これを見て過ごすのも良きです。
時間になったらバスに乗車!そこそこ混んでたので早めに並んでおくと良いかもしれません。
豊島美術館前に到着!あまりの景色の良さにデジカメ、iPhone、一眼それぞれで撮影してました。ので貼ってみました。
豊島美術館に向かいます。看板があるので安心。
駐車場越しに豊島美術館が見えます。
到着!豊島美術館です!
事前予約制なのでチケットセンターでチケットを見せます。注意事項などを確認し、ロッカーに荷物を預けて入場。館内は撮影禁止とのことでした。
美術館に向かうまでの道は撮影可能?と思うんですが、取り出してしまうとずっと撮影してしまいそう……地中美術館でカメラしまえって怒られたし……もう怒られたくない……と思い、一枚も撮影しませんでした。
少し歩いて美術館に到着。館内は靴を脱いで、靴下で歩きます。美術館の中はなんとも説明しづらい光景で、「とにかく行ってください」としか言えないのですが……。わたしは大好きでした。一日中居れるし、一年中来たい。
ただめちゃくちゃ音が響くので、会話すると全員に聞こえます。あと撮影しても速攻でわかるし、なんならカメラ取り出す音すらわかる。おじさんが爆睡してたんですが、その寝息も響いてて面白かったです。
豊島美術館カフェにてランチ!右写真の天窓が人気で、みんなここで撮影してました。そういう写真流行ってんのかな。
カフェの中はこんな感じ。オリーブごはん食べました。面白い味でした。
お土産も見てパンフレットやグッズなどを購入。
豊島美術館のバス停で待っていても良かったんですが、せっかくなので唐櫃港まで歩きます。徒歩15分?20分?くらいでした。
飛び出し注意の看板が随所にあるんですが、どれも足の裏部分にシール貼られてました。
途中で神社を見つけたので入ります。住吉神社。古き良き神社でした。
無の顔で歩き続けるふか子。
このあたりの景色が映えスポットになっているらしいです(インスタで見た)。
看板は随所にある。「心臓音のアーカイブ」の案内看板もあります。ここから結構遠かった気がするので前回行っておいてよかった……。
唐櫃港に到着。待合室があるだけで、あとは本当に港です。自販機くらいはあったと思いますが、お店はない。
喫煙所があったので、配偶者はヤニタイム。わたしは待合室でぼーっとしていたんですが、地元のおじいが爆音で音楽(演歌)を流し続けていて、そのあと爆音で音楽(演歌)聴いてるおじいが増えて爆音演歌VS爆音演歌のカオス空間になってて面白かったです。
港の演歌バトル pic.twitter.com/GcvuqOiv9I
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
バスが来たので乗ります。唐櫃港から家浦港へ。港から港へ……。
家浦港に着いたらチケットを買い、荷物を取り出してフェリーを待ちます。4日目、ほとんど待ち時間でしたね……。
フェリーがきったぞ~!
高速船ばっかり乗ってたので久々のフェリーです。
乗船!すごい!全然!人がいない!そうだ!今日は平日!月曜日!!
コーナー席みたいなのがあったので、そこを陣取って爆睡してました。夕暮れの瀬戸内海、良い景色。
このあとは小豆島です。続きます。
○感想
・ベネッセハウス、あれは夢だったのか?と思うくらい楽しかったです。直島行くなら絶対泊まってほしい。
・直島はほとんど月曜休館なので人が少なくて良いです。逆に土日は小旅行で訪れた大学生が多かった印象。
・チェックアウトするとき(月曜朝)、家族連れがいっぱい美術館にいたんですが、そういう日だったのかな?ファミリーデイ的な?
・豊島美術館、かなりよかったです。旅じゃなかったらずっと居たいタイプの展示。心を無にできるすごい展示。建築物としても面白かった。風と水と自然を感じる良い展示……また行きたい……。
・豊島は全体的に映えスポットになっており、道を走っていても道路のど真ん中で撮影している人がわりといるので気をつけてください。
・4日目はほとんど待ち時間でした。レンタサイクル使えばもう少し回れたかも?と思いましたが、「豊島チャリダッシュはもう嫌だ……ほぼ山なんだもん……」ということでバスにしました。本数がマジで少ないので気をつけてください。
・直島が月曜、豊島が火曜休みなので、水木金土日で観光するのが一番良いですね……。ただ、この日の直島は本当に人が少なくてめちゃくちゃ快適で楽しかったので、それを味わうのもまた一興、って感じです。
・ちなみに「直島」の名前の由来は、崇徳上皇が島に来た際、「この島の人は素直な人が多いんだね」と言ったので「直島」となったそうです。「サラダ記念日みたいな命名の仕方なんだな……」と思いました。
以上です。
瀬戸内国際芸術祭行った3日目②~ベネッセハウスオーバル、パーク棟ツアー、ディナー~
ふかこんばんは、北枕ふか子です。
瀬戸内国際芸術祭の続きです。
目次
・前回までのあらすじ
直島にたどり着いた俺たちはダッシュで家プロジェクト、李禹煥美術館、ヴァレーギャラリー、地中美術館を鑑賞。「いざホテルへ!」と思った矢先、バスを乗り逃がす。困っていたところ優しいおじさんに救われて無事ベネッセハウスにたどり着く。俺たちはついにこの旅の目的を果たす……。
○ベネッセハウスチェックイン
無事に到着!ベネッセハウスです。
ちなみに、右下の方に植木が集まってるの、わかりますか。あれ、喫煙所です。オーバル棟・ミュージアム棟に宿泊の場合はここにしかないので覚えておきましょう。
ベネッセハウスに入るぞー!安藤建築~!!!!!!
ちなみに、チェックインする棟は泊まる棟によって場所が違います。我々はオーバルなのでミュージアム棟でチェックイン。パーク棟とビーチ棟はパーク棟でチェックインです。お間違えの無いよう。
チェックインしました。案内とウエルカムドリンクの招待券をもらいました。嬉しい。
オーバル棟までは専用のモノレールで向かうのですが、片道5分程度かかるとのこと。ちょうどこのときは上(オーバル棟)に向かっているところだったので、戻ってくるまで10分くらい待機。
16時過ぎからミュージアム棟の宿泊者用ツアーがあったので「ツアーに参加してからお部屋に行かれますか?」と聞かれたのですが、さすがにクタクタだったのでやめてしまいました。
ちなみに、ベネッセハウスに泊まると無料ツアーとかいっぱいあるので、早めにチェックインしてツアー参加したほうがお得。作品への理解も深まります。
モノレールがそろそろ到着しそうとのことで乗り場へ。この乗り場までの道を覚えるのが結構大変だった……。
モノレール到着!!かっけえ!!!
ちなみにこれは操作ボタン。小さな画面があって、どこにモノレールがいるのかわかります。ボタンを押すとモノレールが来る。
乗車!登っているところ、動画でどうぞ!
オーバル棟までのモノレール。10倍速してます pic.twitter.com/hx0J7QBzhx
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年3月15日
モノレール乗車中はスタッフさんが島の解説などしてくれました。「これは大槌島で~あれは小槌島で~あれが本島で~」とか。面白かったな~。
オーバル棟、到着!!!!!!
え!!!!!!!!!!!
すごい!!!!!!
え!?!?!!?!?!?
なにこれ!??!?!?!?!?
オーバル、、、、、、だね!?!?
部屋入った!!!!!!!!
すごい!!!!!!!!!!!
何この!!!!!!!
景色!!!!!!!!!
え!?!?!?何!?!?!?!
いったん冷静になりましょう。
水回りなどチェックをします。オーバル棟はその名の通り丸い建物なので、各部屋が扇みたいな形になっています(伝われ)。
なので、まっすぐな道が一つもなく、すべて曲線!です。これはトイレと洗面所に向かう道。ここも曲線。
洗面所とお風呂。
湯船は広々としていて、かなり良かったです。タオルは湯船の上にあります。
バスローブも置いてあったんですが、ほんっとうに良いバスローブでした。ふわっふわですっごいよかった。欲しい。バスタオルはショップで売ってるっぽい(後から調べた)。
全体的に海外からの観光客向けなのか、浴槽もバスローブも日本人にはちょっと大きいかも?という印象がありました。
拡大鏡は備え付け。アメニティ系はすべてTHANN。
石鹸は持ち帰れるビニール付きで嬉しかった!持ち帰った!!今も使ってる!!
THANN、気に入ったので帰ってから追加で買いました。
これです。マジ良い匂い。
こちらはトイレ。トイレにも手洗い場があるの嬉しい。
こちらはウォークインクローゼット。広い。こんなに置くものないよ。
リセッシュ、金庫、スリッパ、ハンガー、棚、荷物置きなどなど、いろいろあります。連泊する人には良さそう。全身鏡もありました!
こちらがベッド。でっけえ~~~8人くらい眠れそう~~~
椅子とオットマン。おしゃ。ここで景色見ながらぼーっとするのよかったです。
そして!!部屋の中に作品がある!!!
わたしたちは「オーバルスイートROOM 403」に宿泊。この部屋にはリチャード・ロング「人指し指によるエイヴォン川の泥の環」がありました。リチャード・ロングの作品はベネッセミュージアムにもたくさんありました。
そして、ソファと机。備考欄に「新婚旅行です♡」と書いたのでいろいろ用意してくれたようです。ありがてえ。あとオーバル宿泊者だけ?もらえる?トートバッグ?も置いてありました。
部屋、まだまだあります。こちらはキッチン。
ペットボトル2本、コーヒー各種、お茶各種、チョコ、ポット、コーヒーメーカーなど置いてあります。ここに水道あるの、マジでありがたい。
棚の中にはアイスペール、各種グラスやコップなど。
冷蔵庫の中身はこんな感じ。有料なので飲んだら申告するやつです。
さて、バルコニーに出てきました。もう最高なのがわかりますか?わかります。
ちなみにバルコニーは、一番端のドアから出るか、窓ガラスを開けて出ます。窓ガラスはこんな感じで上下に開閉します。
ドアが開閉するだけ pic.twitter.com/E32Qt0UVkh
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年3月15日
かっけえ~。
日中は全開にしてても良いそうですが、夜は閉めておいてくださいと言われました。虫が入ってきちゃうから。
バルコニーからは瀬戸内海を一望できます!
バルコニーからの景色 pic.twitter.com/5Ki199nDPU
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年3月15日
ただ、隣の部屋との仕切りはないので、誰かがバルコニーに出てたら鉢合わせる可能性あり。幸い、このときは誰とも会いませんでした。
オーバル棟を見学しましょう。部屋から出るたびこの景色。毎回新鮮に感動してた。
「オーバルの上にも行けます!」とのことなので上に行ってみましょう!コンクリと自然。
屋上にあがれる!いってみましょう。
ぎゃー!!!!景色良すぎるー!!!その名の通り、瀬戸内海を一望、ですね。360度見渡せてすごい!これ以上高い建物がないので、本当にぐるっと見渡せてすんごいです。
屋上からの景色 pic.twitter.com/zThLMgkrcf
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年3月15日
屋上近くにはちょっとした原っぱがあります。なんにもないただの原っぱです。
なんか水流れてる。下まで降りれるらしいので行ってみます。
うおお……滝だ……。
スタッフさん曰く、山の湧水が瀬戸内海に流れていく~というイメージで作られたとのこと。かっこいい
滝からの海 pic.twitter.com/2ishytpvHt
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年3月15日
モノレール乗り場からの景色。この棟のためだけのモノレール、マジ意味わからなくて最高……。
このあとはウエルカムドリンクを飲み、宿泊者用ツアーに参加。そしてディナーの予定。夜まで部屋には帰ってきません。なので、良い感じの服に着替え、アートの前で記念撮影。
モノレールに乗るときに撮影した鍵の写真。カワイイ~
○ウエルカムドリンク
ここでウエルカムドリンクを飲みます。夕日を見ながらのひととき……。
何を飲んだかは失念してしまったんですが、確か瀬戸内レモンのレモネード的な感じだった気がします……。
ミュージアム棟の一角にはベネッセハウスのラフやら模型やらもあって楽しいです。安藤忠雄好きにおすすめ。
あと上の写真とはまた別の場所ですが、ライブラリがあります。これはベネッセのマークいっぱいあって面白かったので撮った。
パーク棟のツアーに参加するのですが、パーク棟行きバスまで少し時間があったのでミュージアム棟をふらふら。
こちらはブルース・ナウマンの「100生きて死ね」。ネオンが点滅するんですが、たまたま!全灯したときを撮影できて!嬉しかった!!!!!(これは一眼で撮影。iPhoneだと白飛びします)
○ツアーへ
外に出てバスを待ちます!よい景色だ~。
パーク棟に到着しました。これはアントニー・ゴームリー「サブリメイトⅣ」。アントニー・ゴームリーの作品は初台のオペラシティとか東京国立近代美術館にもあるので、さすがにわたしも「あの人の作品だ!!!」と思うようになった。
↑この記事で彫刻の森美術館に行ってるんですけど、ここにもある。お尻がかわいいやつ。
受付あたりにいるとツアー参加者が集まってきます。時間になると開始。結構ゆる~い感じで始まりました。
そもそもこのパーク棟はどんな棟なのか、杉本博司とはどんな作家なのか、各作品がどうやって、どんな意図で作られ、どういう意図で展示されているのか解説してもらえます。杉本博司好きなので、参加できて良かった!
一応HPの解説貼っておきます↓
杉本博司ギャラリーは、杉本の直島における長年にわたる取組みが、作家の究極の作品とも言える小田原の《江之浦測候所》の生まれるきっかけとなった経緯から、創作活動のひとつの原点とも言える直島と江之浦を繋げる形で構想されました。江之浦測候所が建築と作庭などが中心となっているのに対し、本ギャラリーは、杉本博司の代表的な写真作品やデザイン、彫刻作品などを継続的かつ本格的に鑑賞できる世界的にも他に例をみない展示施設です。「時の回廊」とは、建築空間や自然環境を回遊し体感することを促す安藤建築の特徴や、杉本博司が追求し続ける時間に対する問い、そして彼らの長年にわたる直島との関係性などを反映し、鑑賞者に自然の変化や壮大な時間の流れを体感、歴史や生きることについて思索を巡らせてもらうことを意図するものです。杉本博司ギャラリーは、杉本の直島における長年にわたる取組みが、作家の究極の作品とも言える小田原の《江之浦測候所》の生まれるきっかけとなった経緯から、創作活動のひとつの原点とも言える直島と江之浦を繋げる形で構想されました。江之浦測候所が建築と作庭などが中心となっているのに対し、本ギャラリーは、杉本博司の代表的な写真作品やデザイン、彫刻作品などを継続的かつ本格的に鑑賞できる世界的にも他に例をみない展示施設です。「時の回廊」とは、建築空間や自然環境を回遊し体感することを促す安藤建築の特徴や、杉本博司が追求し続ける時間に対する問い、そして彼らの長年にわたる直島との関係性などを反映し、鑑賞者に自然の変化や壮大な時間の流れを体感、歴史や生きることについて思索を巡らせてもらうことを意図するものです。
最後は「硝子の茶室『聞鳥庵』」を見て終わり。杉本博司、この景色を見て「動く屏風だねえ」と言ったらしいですよ。粋すぎません?
ちなみにこの茶室を見るのは、宿泊者は無料。宿泊者以外は有料で時間帯が限られています。時間帯によっても見え方変わるやつなので、杉本博司好きな人はパーク棟に泊まったほうがいいかもな~と思いました。
「時の回廊」が川の中に沈んでて、「杉本博司っぽい」と思いました。
杉本は直島でいろいろ作ったり提案したりしたけど、その提案があまりにもぶっ飛んでたので、ベネッセの人に「ご自分でやられてはいかが?」と言われて、江之浦測候所を作ったそうです。ここにきて興味が湧いた方はぜひ江之浦にも行ってみてほしいです。江之浦は最高なので……。
こんな感じでツアーは終了(各作品の写真はディナーのあとに撮ったので、細かい話はそちらで……)。
○ディナー
テラスレストランでディナーです!こちらも安藤建築。天井すごい。
窓際の席に通してもらいました。海が見えて良い感じ。夜が深くなるにつれて何も見えなくなりますが……。
ディナー開始!ドリンクは何を飲んだか失念しましたが、わたしはジンジャエールで配偶者は良さげなワインかスパークリングか何か頼んでいた気がします。
うろ覚えなんですが、ヤギのミルクのスープ、魚(忘れた)、パン。オリーブが練りこまれてるパンがおいしかった!
ハモのフリットとスープ(このハモのフリットが超絶品でした!これだけ食べに行きたい)、魚(すみません忘れました)、オリーブ牛(かすかにオリーブの味!ちょっと脂っこい感じでした。重め)。
お口直しのグラニテとデザート(すっごいおいしい歯磨き粉の味がしたw)。コーヒー。
最後は小菓子!一応ミルクと砂糖も撮ってある。
これにてディナー終了!お腹いっぱいで満足です。
○夜の美術館
ディナーの後は夜の美術館探検。宿泊者は23時まで自由に見学OK!最高!ということで見ていきましょう。
こちらはテレジータ・フェルナンデス「ブラインド・ブルー・ランドスケープ」。ライトで照らされてめちゃキレイ。朝は自然光が当たってキレイらしい。
杉本博司の作品、見に行きますよ!
宿泊者しかいないので、誰もいない美術館を堪能できます!最高!!!!夜の安藤建築も最高!!!
ということで、右の写真は杉本博司の「観念の形 003 オンデュロイド:平均曲率が0でない定数となる回転面」2005年です。
夜の茶室を見た後、「三種の神樹」があるラウンジにてお茶。宿泊者はここで無料のお茶飲めます。とても良いラウンジだった。
「護王神社模型」2003年。お昼に見た護王神社、地下とこんな感じでつながっているのか~と知ることができます。
左が「松林図」 2001年、右が「ハイエナ、ジャッカル、コンドル」1976年。
松林図の解説はサイトにあったのでこちらをどうぞ↓
「ハイエナ、ジャッカル、コンドル」は杉本博司の出世作!見れてよかった。
左は「華厳の滝」1977年。左は杉本博司ギャラリーの入り口の写真。
各作品についての解説はもちろん、どうしてこの配置にしたのか、どうしてこの作品を作ったのかなども解説してもらえてだいぶ楽しい時間でした。
このあとはミュージアム棟に帰ります。バスは19時半で終了していますが、パーク棟の受付に言えば車を呼んでもらえます。ということで、待ちます。
○ミュージアム棟見学
ミュージアム棟に戻ってきました。
夜に見る「100生きて死ね」、ずっと光っててくれるのでなんか、ありがたいです。
誰もいないミュージアム棟!!最高です。
右側の作品はジョナサン・ボロフスキー「3人のおしゃべりする人」1986年。この時間は動いてなかったんですが、朝は歌ってました。
暗くて撮影はこれくらいしかしませんが、夜の誰もいない美術館は本当に楽しくて、ずっとここにいたい!と思うくらい良い体験でした。
さて、モノレールに乗ってオーバル棟に戻ります。
○夜のオーバル棟
ねえ、夜のオーバル棟、最高なんだけど。
部屋に戻って荷物整理をし、お土産などを見ます。テレビはないんですが、ラジオはあり。CDコンポがあったので、豊島で録音した心臓音を聴きます。
↑このときに行ったやつ。
オーバル棟で聴くボルタンスキーの展示で録った自分、そして配偶者の心臓音……。良すぎて最高でした。なんて粋な新婚旅行なんだ……。
各美術館で買ったパンフレットを読んだり、部屋に置いてあった直島の歴史が書かれてる『Becoming』を読んだり……(Becoming、めっちゃ面白かったので欲しいんですが、ネットで売ってないんですね!?南寺ができる経緯とかめっちゃ面白かったです。ほしい。)。
「星空、見えるんじゃね!?」と言って外に出ました。オーバル棟にいるとき、誰ともすれ違わなかったんですが、わたしたちだけですか、こんなにはしゃいでたのは。
あいにくオーバル棟の光や各船の光があって星空はそんなに見えなかったんですが、原っぱのほうに行くとちょっと見れました。
何より、屋上から夜のオーバル棟が見れてよかったです。マジわたしが宇宙人だったら「UFOかな?」と思って上陸しちゃうと思う(?)。
SFっぽい雰囲気だったので写真撮った。ワレワレハウチュウジンダ
そうそう、オーバル棟はかっこいいだけじゃなくていろいろ設備もあります。
「アイスメーカー」というこの部屋はその名の通り、アイスメーカーと自販機、あと洗濯機と乾燥機が置いてあります。
自販機は飲みたいやつ全部売り切れててウケました。洗濯機は無料だった!ありがてえ!
いったん池に反射するオーバルを見まして……。
(言い忘れてましたが、青くへこんでるとこが部屋の扉です。この写真見せると「部屋どこにあるの?」と良く聞かれるので……。)
こちらは壁。スタッフさんが解説してくれたんですが、失念しました……どっか(イタリア?フランス?)の塗料を職人が手作業で……とか言ってた……。
謎のPCと、トイレ。
滝は夜、止まってます。モノレールは待機中。
オーバルの真ん中の池?もお昼は水が出てるんですが、夜は止まってるので静かです。鳥と虫の声しか聞こえない。
この廊下、映えた。
モノレール乗り場からオーバルの池に行くまでの通路なんですが、夜になると反射して良い感じ!
○寝よう
部屋に戻ってきました。
眠すぎて意識朦朧としてたんですが、写真撮ってなかったので追加で……。
ベッド周りは電話とメモ、時計、電気各種あります。
部屋の真ん中にある棚にはCDコンポ、各種資料、パジャマ、殺虫剤などがあります。パジャマがあるの気づかなくて、持ってきたTシャツ着て寝てしまった。
夜のベッド。暗い。
という感じで眠りました。おやすみなさい。
○おまけ
ウエルカムドリンク~夕食食べてる間、タイムラプスまわしてました。素敵な夕焼けをご覧ください。
夕焼けタイムラプス pic.twitter.com/9AIl33BYHP
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年3月15日
○感想
・ベネッセハウス、泊まる前は「オーバル?パーク?ミュージアム?ビーチ???何が何してなんとやら??」と暗号のように言ってましたが、行けばわかります。
簡単に言うと、ベネッセハウスの敷地は山みたいになっていて、一番下がビーチ、その上がパーク、その少し上にミュージアムがあり、山の一番上にオーバルがある感じです。行けばわかります。
・予約するときは「オーバル一択でしょう!!!!!」という感じでしたが、行ってみると「好きな作品で泊まる棟を選ぶのありだなあ……」と思いました。今ならパークに泊まりたいですね……。ラウンジに入り浸って杉本博司作品を堪能したい……。タレル作品がある部屋に泊まりたい……。
・オーバルも各部屋で作品が違うのと見える方向が違います。「バルコニー付きが良い!」という気持ちで403号室にしましたが、方角的に朝焼けは見えない。屋上に出れば見えるので問題はないですが。
・オーバルは専用モノレールに乗れるのが最高!
その一方で、喫煙所もショップもレストランもないので、何かするには必ずミュージアム棟に降りなければならないという不便さはあります。ザ・陸の孤島。
ただ、景色は良いし、人はいないし、鳥と虫の声しか聞こえないので、自然に還る感じはあります。コンクリに囲まれているのに。不思議です。
・ベネッセハウスの宿泊費は高いですが、宿泊者限定ツアーあり、バスあり、ヴァレーギャラリー無料、ベネッセミュージアムなどの見学が無料、各美術館の再入場可能、23時まで美術館見学可能……と考えると結構お得な気がします。ラウンジの無料利用もできますし。どっぷりアート三昧な旅にしたい!という人にはマジでおすすめです。
・「夜食もらえた」というブログを見たのでスタッフさんに聞いてみたんですが、やってないとのことでした(2022年9月時点)。オーバルでは「お腹空いた!」と思っても食べるものないので、売店でお菓子買っておくといいかもしれません。
・「オーバル棟はミュージアム棟宿泊者も行ける」というブログを見たんですが、今はオーバル棟宿泊者のみ立ち入り可能のようですね。コロナ対策もそうですが、時期によっていろいろ変わるので細かいことはHPなどで確認しておいた方がよさそうです。
・ウエルカムシャンパンが置いてあったんですが、いろんなブログ見るとみんなに置いてある?のか新婚旅行だからなのか?不明です。
・「新婚旅行だし、何かサプライズ的なのやるか!?」と思いましたが、なにもしませんでした。一応、ケーキ、フルーツ、ドリンク、お花など有料で用意できるらしいです。
https://benesse-artsite.jp/stay/Anniversary_Items_220928.pdf
・夕食は和食のプランだったんですが、備考に「洋食に変更お願いします」と書いたら変更できました。
・記事書いてるときに森山未來がベネッセハウスでパフォーマンスやってたと知り、「よくオタクの人が直島のパフォーマンスの話してたけど、これかあ!!!?!?」となりました。2016年……全然知らなかった……。
そんな感じでした!相変わらず長い直島編……。次は豊島、小豆島に向かいます。
瀬戸内国際芸術祭行った3日目①~直島・家プロジェクト、地中美術館~
ふかこんばんは。北枕ふか子です。
瀬戸内国際芸術祭の続きです。
前回記事↓
- 〇直島へ!
- 〇家プロジェクトへ
- 〇ANDO MUSEUM
- 〇南寺
- 〇The Naoshima Plan 「水」
- 〇角屋
- 〇護王神社へ
- 〇李禹煥美術館
- 〇ヴァレーギャラリーへ
- 〇地中美術館へ
- 〇バスでベネッセハウスへ
〇直島へ!
瀬戸内旅行、3日目の朝です。前日は夜更かししてしまったので、普通に寝坊しました。
バタバタしながら荷造りをし、ホテルのチェックアウト!写真は撮ってないんですが、専用機械にカードキーを入れるだけでチェックアウトできるのでラクチンでした。
これは大巻伸嗣の「~Liminal Air -core-」という作品。
解説↓
景色が映り込み、刻々と表情を変える
港にそびえ立つ2本の柱。カラフルな柱は一部が鏡面になっていて、周囲の情景を映し出す。港の移りゆく景色が、作品の様々な表情をつくっている。
ダッシュでフェリー乗り場に向かうと「フェリーの時間、変更しました」とのこと。えええ?!?!そんなことあるの!?!?「次に出る高速船ならまだ間に合うかも!」とのことで、高速船乗り場にダッシュ!!!
爆走配偶者。わたしも爆走しなきゃだけど、こんな素敵な景色だと思わずぼうっとしてしまうな~あはは~。
配偶者ダッシュの甲斐あって、無事に高速船のチケット買えました。ありがとう配偶者。それにしても片道1220円……フェリーだと半額以下の520円なのに……。
船着き場にて待機。高速船がきました!
乗船!天井に地図書いてある!?おしゃれだ!?
直島に向かいます。キャリーバッグがあると席が狭くてしんどい(通路に置くと迷惑になるので足元に入れるのがGOODですわよ!)。でもフェリーより乗っている時間が短いのが救いです。
無事、宮浦港に到着。
しかし!到着したから安心!ではありません!
ベネッセハウス宿泊者用バスが、到着時間の5分後に発車予定!高速船乗り場からバス乗り場まで距離があるので、ダッシュでバス乗り場へ!
爆走配偶者(朝からずっと走ってて大変そうでした)。
無事間に合い、バスに乗車!!
宿泊者はこんな感じの目印をもらいます。これがあれば宿泊者用バスに乗り放題です(ちなみにミュージアム棟の人は「museum」、パーク棟は「park」と書いてある)。
荷物は予約名を伝えると、部屋まで持って行ってくれます。助かる~!!!最高~!!!手荷物を預ける手間とかお金とか考えなくていいの本当に最高~!!!部屋まで持って行ってくれるのも天才~!!!
バスに乗って5分ほど。
つ、着いた……!一時はどうなるかと思ったけど!無事に着いたぞ~!!
本村港だ~!!!いえーい!!✌✌
こちらのもくもくした建物(?)は直島港ターミナル。中は駐輪場。
解説↓
直島の本村にある小さな旅客船のためのターミナルです。既存のターミナルが老朽化したため、新しい待合所、駐輪場、トイレが求められました。本村は多くの観光客が訪れる場所でもあるので、だれでも船のり場がすぐにわかるように、まちのランドマークとなるように考えました。格子状に組んだ木の柱梁の上に、球体のFRPをランダムに積み上げて、入道雲のような立体的な形を作りました。そうすることで、遠くからでも港をすぐに見つけることができます。このターミナルのもとに、島に住んでいる人たちや島を訪れた観光客が一緒に集まり、まちの新しいシンボルとなることを望んでいます。
近くにトイレと休憩所もあります。ここでいったん休憩です。疲れた。
家プロジェクトのチケット発売は本村ラウンジ&アーカイブで10時から(※時間はコロナの関係で変更してるかもなので要確認です)。道には青い案内看板が随所にあるので、これに従って、本村ラウンジに向かいます。
到着。
発売開始後、すぐに行ったのでちょっと並びました。チケットはクレカが使えたのでクレカ支払い。共通チケットは1050円でした。1軒だけ行くと420円なので、2軒以上見る!というときは共通チケットのがお得。
チケットはパンフレットみたいになっていて、各展示に入るときにハンコを押してもらいます。無くさないように&すぐ出せるようにしておきましょう。
チケット購入時に南寺の整理券をもらいましたが、このときは「南寺って……ナニ?(^▽^;)よくわかんないけどもらっておくか」という感じでした(このあと行きます)(この整理券はもらっておいたほうがいいです)。
グッズなど売ってました。あと、トイレもあります。
〇家プロジェクトへ
帽子にマスク、完全に不審者。
ということで、家プロジェクトに向かいます(「家プロジェクト」、長いので配偶者はずっと、「家ㇷ゚」って呼んでた。家ㇷ゚……)。
1軒目の「碁会所」は撮影不可。たしか撮っても、人物を入れない、掲載する場合はキャプションなしで載せる、などのルールがあるとスタッフさんに言われたので載せません。
「南寺」の整理券が11時ころだったので、ひとまず「南寺」近くへ。安藤忠雄が作ったというトイレがあったので行ってみました。
「入りづらい!」という評判通り……入りづらかったです!!
結局「入りづらかった~」と言いながら、トイレせず出てきたわたし。でも、せっかくの記念にトイレしておけばよかったかな。記念トイレって何?って感じだけど。
〇ANDO MUSEUM
まだ30分以上あるので、先にANDO MUSEUMへ。入場料は520円。家プロジェクトではないので、家ㇷ゚のチケットでは入れません。
解説↓
安藤忠雄の設計による打ち放しコンクリートの空間が、本村地区に残る築約100年の木造民家の中に新しい命を吹き込んでいます。過去と現在、木とコンクリート、光と闇。対立した要素が重なり合う、小さいながらも安藤忠雄の建築要素が凝縮された空間です。安藤忠雄の活動や直島の歴史を伝える写真、スケッチ、模型だけではなく新たに生まれ変わった建物と空間そのものをご覧いただく美術館です。
木造建築と安藤忠雄のコンクリートコラボ、とにかくすごかったです。展示内容もかなりおもしろく、直島にある安藤建築についての設計図など見れて面白かった!
お土産。姉が安藤忠雄好きなので、シスコンのわたしは姉のために端から端まで買いました。「紙袋も買ったほうがいいよね!!そっちのがお姉ちゃん喜ぶよね!!」とか言って紙袋も買いました。Tシャツ、ポストカード、本、その他いろいろ。マジで端から端まで買った。クレカ使えて助かった~。
ここでしか売ってない?という本。フランス語と英語しか載ってないそうです。サイン付き。姉と一緒に読みましたが、写真多めで写真集的に楽しめます(姉は2017年の安藤忠雄展のときに買った図録も出して、解説が気になるやつはそっち読んでました。姉~!!!あたしのお土産を楽しんでくれてありがとう~!!!!!)。
〇南寺
整理券の時間になるまで近くの公園で待機。「南寺って……ナニ?(^▽^;)」と思いつつ、外観を見ますが何もわからない。
ちなみに南寺はANDO MUSEUMと安藤忠雄トイレの真ん中あたりにあります。ANDO AREAです(勝手に命名)。
チケット購入時にもらった整理券。我々は11:05だったので、その10分くらい前?から待機。「11:05の方~!」と呼ばれるので並びます。
軒下で待ちます。人数が揃うと説明が始まります。
まず、これは安藤忠雄建築だということ。そして、中にジェームズ・タレルの作品があること。中に入ると真っ暗だから、手を伸ばして壁沿いに進み、ベンチに座ってそのまま待機する。物音は響くし、小さな明かりも目立つので、光るものは全部オフするか鞄に入れておくこと。喋らないこと、などの注意事項が伝えられます。
ここで、南寺の作品説明↓
「南寺」は、ジェームズ・タレルの作品のサイズにあわせ、安藤忠雄が設計を担当した新築の建物です。元来この近辺には5つの社寺と城址が集まっており、直島の歴史的、文化的な中心地になっています。「南寺」は、かつてここに実在していたお寺が人々の精神的な拠り所であったという記憶をとどめようとしています。
感想としては、直島で見た作品の中で一番好きかもしれない!!!!
ネタバレになるというか、うまく言葉で説明できない作品なのですが、「うおおおおすげえええなんだこれええええ人間すげえ安藤忠雄すげえタレルすげえ」という気持ちになりました。
ただ、最初はマジで暗闇なので、そういうの苦手な人はあらかじめご注意を……。あと人数制限がある&時間がかかるので、チケットはお早めに買って、最初の方にこの展示見ておいたほうがスムーズかも。
さて、次の展示に向かいます!
再び散策。フォトスポットが随所にあります!
楽しいですが、あっついです!!!!!
〇The Naoshima Plan 「水」
朝一で通ったときはまだ開いてなかったこちらに行きましょう。
こちらの作品は「The Naoshima Plan 「水」」。新美の巨人たちで水原希子が来てました。
解説↓
建築家・三分一博志が直島本村地区の古い町並みから読み取った、「風」や「水」という動く素材を「リレー」していくという構造。「動く素材」自体が有する美のみならず、それらを大切に隣接する家に受け渡していくというコミュニティの在り方に美を見出した三分一は、旧家の改修を通してその2つの美を浮かび上がらせました。本村地区の家屋の特徴である南北の続き間を顕在化させ、豊富な井戸水を湛える水盤を設置。風の吹き抜ける桟敷で水盤に足をつければ、直島の「動く素材」を目でも肌でも感じることができます。
元々、船貸しの家だそうで、家そのものがでかい。あと、縁起物が多くて面白かったです。庭には石でてきた富士山、亀と鶴の置物など……。
神棚というよりもはや神社がある。欄間も素敵。
「初心忘るべからず」の書と地図。こういうのを見るのも楽しい。
メインのお庭!!水だあああ!!!!
ここでは靴・靴下を脱いで、水の中に自分の足を入れてもOKです。その波紋が枯山水みたいで素敵だ~ってコト……?!
暑い日はここを通る風が気持ちよく、水も冷たくて気持ち良い!わたしたちが行ったときはちょうど団体が来ていたので落ち着かなかったのですが、人が少ないとずーっと居れるタイプの展示でした。静かで気持ち良くて涼しい。
タオルで足を拭きましょう。ここでまさかの北枕ふか子タオルが大活躍✌
ここから買えるのでぜひ……!↓
ちなみにタオルは持ってなかったら1枚100円とかで買えます。持ってなくても入れる。大丈夫。
水はこちらから流れてます。水が流れる音、すっごい良いよ。
よいしょ!良い時間でした。
〇角屋
引き続き家ㇷ゚を巡っていきます。「角屋」に到着しました。
解説↓
「角屋」は家プロジェクトの第1弾として完成しました。200年ほど前に建てられた家屋を、漆喰仕上げ、焼板、本瓦を使った元の姿に修復しました。 宮島達男の作品のうち「Sea of Time '98」では、直島町の人々が制作に参加しています。現代アートが地域や島民の生活に介在する契機にもなった作品です。
水の中で数字が光ってる!
窓に数字が映ってる!これどうなってるのか全然わかんなくて面白い!
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年3月8日
お腹空いたので、アイス食べました。カロリーチャージ!
この日は朝食も昼食もろくに食べてないのでマジでお腹空いてました。このあたりにもお店はいくつかあるのですが(「あいすなお」さんが有名?)混んでたり、予約が必要だったりで考えるのが面倒になり、持参したおやつとおにぎりでなんとか乗り切りました。あと、バスの時間などを考えると、昼食の時間が確保できなかった……。
直島に行った人から話を聞くと、「島のおばちゃんがやってることが多いので、当日行って休みとか、お昼の時間以外やってないとか、食材が切れたからやってないとかもある!予約が良い!」とのことでした。
もし旅程考えるときは、お昼ご飯の時間もきちんと確保&できれば予約しておくことをお勧めします。とは言え、アート作品ってどのくらい見るのに時間かかるかわかんないから難しいけどね……。軽食(ソフトクリームとかケバブとか)はちょこちょこ売られてますので、食べ歩きでもいいかも。
〇護王神社へ
アイスを食べたら護王神社に向かいましょう!!
急な森にビビるわたし(「ささやきの森みたいな感じだったらどうしよう」と思ってる)。
思ってたより、すんなり着きました。階段のぼったらすぐあります。
ということで、ババーン!!護王神社です。
解説↓
江戸時代から祀られている護王神社の改築にあわせ杉本博司が設計しました。石室と本殿とはガラスの階段で結ばれていて、地下と地上とが一つの世界を形成しています。本殿と拝殿は、伊勢神宮など初期の神社建築の様式を念頭に、さらに作家自身の美意識に基づくものとなっています。
我々が今回、直島に行くことを決めたのは「杉本博司作品が見たいから」!!ということで、こちらは大本命!です。いろんな角度から見ましょう!
光学ガラスを使った階段が素敵!
「確かこの下に入れるという話だったけど……」とキョロキョロしていると、近くに並んでいる人達がいたので行ってみます。
どうやら本殿の坂の下にある入口から、本殿の下に入れるそう。待っている間にスタッフさんから注意事項の説明があります。1回に入れるのは4名まで。時間は5分程度。本殿を見るのは無料ですが、本殿の下に入るのは家ㇷ゚のチケットが必要なのでご注意を。
懐中電灯を手に、向かいます!入る前の海が!キレイ!
通路は1人ずつしか通れない狭いスペースなので、テキパキ進みましょう(前の人達全然進んでくれなくて、ずっと待ってたw)
階段を下から見た図。
ちなみに、左がデジカメ撮影、右がiPhone撮影です。ご参考まで。
中から出口を見た図。
左がiPhone、右が一眼。やっぱ一眼すごいな。
中から入口を撮ると杉本博司の作品「海景」のような写真が撮れるそうです(スタッフさんが言ってた)。
ここもテキパキ出て、出入り口の導線からどかないと後ろの人の邪魔になるのでお気をつけてw(前の二人がず~~~~っと出口のところにいてなかなか写真撮れなかった)。
江之浦ではおなじみ?シルエット写真も素敵に撮れます!(わたしのシルエット写真、かっこいいイヤリングしているように見えますが、前にいる人の影です)。
護王神社はこれで終わり。バスに乗るぞ!ということで、港まで下ります。ハイキング並みの道のりですが、足腰弱い方は気をつけて。運動不足なわたしはゼエハア言ってました。途中、景色を見ながら休憩。
休憩中。良い景色。
休憩したら階段を下って行きます。そんなに距離はなかったと思いますが、運動靴が良いです。
港に到着!宿泊者用巡回バスを待ちます。
本村港から李禹煥美術館へはバスで15分ほど。運転手さんが運転しながら解説してくれる&めっちゃ良い景色&見れなかった展示が車窓から見れるので、休めるけど休めない!という嬉しい?忙しい?楽しい?感じです。
〇李禹煥美術館
李禹煥美術館に到着。ありがとう、ベネッセハウス!感謝~!!!
長い階段と道を通ります。なんだろう、マジ安藤建築(感想が浅い)。
美術館の外にも屋外展示あり。ここも結構楽しいです。ただ、屋根も何もないのでひたすら暑い!景色は良いけど!熱中症注意!
美術館へ!入口までは撮影可能です!マジ!安藤建築!
ということで解説↓
現在ヨーロッパを中心に活動している国際的評価の高いアーティスト・李禹煥と建築家・安藤忠雄のコラボレーションによる美術館です。
半地下構造となる安藤忠雄設計の建物のなかには、李禹煥の70年代から現在に到るまでの絵画・彫刻が展示されており、安藤忠雄の建築と響きあい、空間に静謐さとダイナミズムを感じさせます。
海と山に囲まれた谷間に、ひっそりと位置するこの美術館は、自然と建物と作品とが呼応しながら、モノにあふれる社会の中で、我々の原点を見つめ、静かに思索する時間を与えてくれます。
館内は撮影禁止。ショップとコインロッカー(100円戻ってくるタイプ)あり。カフェはないです。鑑賞料は1050円。ベネッセハウス割引とかはないですが、宿泊者は再入館可です。
本当に誰もいないときに入れたのでめちゃくちゃ堪能できました……!安藤建築と李禹煥のコラボ、どちらのすごさもガツンと伝わってきて「すげ~!!」という感じでした。「ザ・もの派」という感じなので、解説とかあったほうがわかりやすさはあるかも。ツアーとかもやってるみたいなので、「ちゃんと解説されたい!」という方はツアーがおすすめ。
外に出て屋外展示を見学。
「無限門」(左の写真)という作品がここのメイン?かなと思います。配偶者は「おにぎり!」と言って写真撮ってて面白かったです🍙暑すぎてそこまで頭回らなかったんですが、今思うと近くまで行けばよかったな……。中くぐればよかった……。
〇ヴァレーギャラリーへ
向かいにあるヴァレーギャラリーに来ました。
入口はなんだか美術館らしからぬ、キャンプ場のような雰囲気……。
ベネッセハウス宿泊者は無料で入れます。チェックインしてなくても、朝もらったタグを見せればオッケー!
解説↓
ヴァレーギャラリー(Valley Gallery)は、香川のベネッセアートサイト直島にあるアートギャラリー。2022年3月12日(土)に開館。
祠をイメージした、安藤忠雄の設計による半屋外建築。二重の壁による内省的な内部空間を持ちながらも、半屋外に開かれており、雨や風、光といった自然の動きをそのまま感じられるギャラリーとなっている。
建築内外には、草間彌生の《ナルシスの庭》を展示。同作は、1966年のヴェネチア・ビエンナーレで発表されて世界的な注目を集めた作品であり、一面に敷き詰められた大量のミラーボールから構成されている。また、2006年より恒久展示されている小沢剛の《スラグブッダ88 ─豊島の産業廃棄物処理後のスラグで作られた88体の仏》も、一部改変して設置されている。
2022年3月にできたばかりで、調べてもなんにもわからなかったので不安しかなかったのですが、行った今もよくわかってません。
ということで、見学。
道を進んで奥の建物に向かいます。池には無数の玉が浮かんでいますが、こちらは草間彌生の「ナルシスの庭」という作品。
こちらの芝生にもある。暑い日に見るとね、太陽光が照り返してきてね、もうね、あっついのよ。
あと「球体に反射してる自分がいっぱいいる~!!!」という映え写真が撮れますので、映えたい方はぜひ。
ヴァレーギャラリーの中へ。安藤建築×草間彌生!
ヴァレーギャラリーの中と、外。天候含めて作品を楽しむ的なコンセプトがあるそうですが、そんなことより暑すぎて気が狂うかと思いました。冷房が欲しい。あと水分補給したい。
他にも小沢剛の「スラグブッダ88 ─豊島の産業廃棄物処理後のスラグで作られた88体の仏」という作品があります。
階段を上ると、ちょっとした道がありまして
こんな感じで景色&作品が見れます。今後もっと作品増えそうだな~。
ベンチに座って一休み。このベンチ、的確にお尻に食い込む!!!
ここで待っていたら、巡回バスが来たので飛び乗ります!「これ地中美術館止まるのかな?!乗っていいのかな?!」と騒いでいたら、スタッフの方が「大丈夫です!地中美術館に止まりますよ!」と言ってくださり助かりました。優しい。
〇地中美術館へ
ということで、地中美術館チケットセンターに到着。
地中美術館は完全予約制で時間になるまで入れないので、待合室で休みます。オリーブサイダー飲みました。軽食食べたかったけどクッキーくらいしかなかった。
配偶者はここでようやく、今日初めてのヤニタイム(フェリーに乗れなかった&家ㇷ゚の周りに喫煙所がなかった&各美術館にも喫煙所なかった)。地中美術館チケットセンターの裏に喫煙所があります。「3本吸ったわ」とのことでした。直島は喫煙所少ないので、喫煙者のみなさんお気をつけて。
ようやく時間になったので、チケットを交換して入場!
すんなり入れるのかと思いましたが、チケットセンターから地中美術館までちょっと歩きます!!!
途中、「地中の庭」がありましたが、素通りして、地中美術館へダッシュ!(なぜならホテルチェックインの時間が近づいているから!)
「地中の庭」解説↓
地中の庭は、当館所蔵作品の作家であるクロード・モネが自ら造園したジヴェルニーの庭に植えていたとされる植物をベースに、約200種類の草花や樹木から構成される庭園です。モネが晩年に好んで描いた睡蓮をはじめ、柳やアイリスなど四季を通してお楽しみいただけます。モネが描こうとした「自然」という主題そのものを立体的に感じていただける空間となっています。
地中美術館到着!さっと撮影してさっと入ろうとするわたし。
入口入ってからも、まだちょっと歩く。全体的に傾斜のある道を歩くので、「若くて健康なうちに来れて良かった」と2人で言ってました。
「早く行こ!!」とダッシュしまくる様子。
地中美術館は撮影禁止なのですが、確かここまではOK。なので、み~~~~~~~~んな撮影していて、階段が混みあってました。
ということで、地中美術館見学!
解説↓
地中美術館は「自然と人間を考える場所」として、2004年に設立されました。瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設され、館内には、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。地下でありながら自然光が降り注ぎ、一日を通して、また四季を通して作品や空間の表情が刻々と変わります。アーティストと建築家とが互いに構想をぶつけ合いながらつくり上げたこの美術館は、建物全体が巨大なサイトスペシフィック・ワークといえるでしょう。
地中美術館、まず建物がすごい。そして、作品がすごい。よって、全部すごい。モネ、タレル、ウォルター・デ・マリアの3人の作品しかないんですが、「また来たい!」と思うすごさがありました。それぞれの作品に合わせた安藤建築がすごい……。モネの部屋に入った瞬間泣きそうになりました……マジですごかった……何あの部屋……。
ただ、有名だし人気の美術館なのでとにかく混んでます!!!本当に混んでる。タレルとウォルター・デ・マリアの作品は人数制限があるので並びます。お気をつけて。あと「響くので私語は控えてください」という展示で座り込んでめちゃくちゃ喋ってる人とかいて「は???」ってなりました。
あと、撮影禁止なのと、一眼レフなどは持っているだけで「作品を傷つける(?)から鞄にいれてください」とか言われるので、入口入ったらカメラは鞄に入れておくほうが良いです。
「地中カフェ」でご飯を食べます。ようやくのご飯……!!すっごい良い景色でした。海外からの観光客が「この窓がどうなってるか気になるんだ!わたし、ケンチクカだから!」と言って窓の前でずっと話し込んでいて、途中から全然景色見れなくてウケました。こういうこともある。
お土産売り場で安藤忠雄関係のお土産を購入。「地中の庭」をチラ見して、チケットセンターに戻ります。
〇バスでベネッセハウスへ
「ちょうどバス来てる!やったー!」と乗り込んだところ、運転手さんに「これ、ベネッセハウスには止まりませんよ?!」と言われ、「え!?」ということで降車。なんで?!どこまで行くのこのバス!?え!?どこまで行っちゃうの!?(疲れもあって大混乱中)
このまま宿泊者専用バスを待つと30分……歩くと1時間かかる……ということで絶望していると、次に来たベネッセエリア巡回バスの運転手さんが「どこまで行きたいの~?ベネッセハウス?じゃあこのバス乗っていきなよ。ちょ~~っと歩くけど、近くまで行くからさ。本当にちょ~~~っと歩くだけだから!ね!乗っていきな~!」と声をかけてくださり、歓喜!!!!捨てるおじさんあれば拾うおじさんあり……。本当にありがとうございましたあの時のおじさん……。菓子折りを送りたいくらい感謝してる……。
おじさんありがとう……。
おじさんの言う通り、ちょ~~~っとだけ歩いてベネッセハウスに向かいます。
やっと着いた~!!!!!!!!!!!!!!
ここまで長かった~!!!!
チェックインからお部屋の話は次回に続きます!!!
〇感想
・トラブル続きの直島編でした。あと単純に美術館や展示が他の島に比べて多いので予定詰め込み過ぎて超忙しかった。
・犬島、豊島のときは途中で船に乗って爆睡していたしご飯もちゃんと食べていたので結構元気がありましたが、直島では朝から走り続け、炎天下の中歩き、バスで感動し続け、ご飯も食べず歩いてきたのでマジでクッタクタでした。休憩、大事。
・家プロジェクト、結構散らばっているので見たいものを先に選んでから回るほうがいいかもしれません。見れなかった「はいしゃ」「石橋」は結構遠かったので、行く前から諦めてしまってました。あと「きんざ」は事前予約制なので、行きたい人は前々から予約チェックしておく必要があります。
・「直島銭湯「I♥湯」」も有名ですが、好みと合わなさそうなことと時間的な余裕のなさから行きませんでした。逆に行ってから「The Naoshima Plan 「住」に行きたかった!」とか思うこともあり、難しい。瀬戸芸期間しか空いてないところもあるので、マジでカタログを読み込んで、バチっと計画立てて、各種ホームページで最新情報をチェックしてから行ったほうがいいです。
・直島は基本月曜休み。なので「明日は休みだ!行きたいところ今のうちに!」と日曜に予定詰めて観光しましたが、観光客が多い!!!ので、平日観光のがいいかもしれません。
・余裕があればベネッセのエリアと家ㇷ゚エリアで別日に分けて観光したほうが両方じっくり見れます。全部1日で見たので、マジで忙しかった……。
・ベネッセエリアは基本山で、移動が全部坂なのでしんどいです。車か巡回バスがオススメ。
・「美術館の所要時間わからない!」問題ですが、本当に好みとどのくらい自分がじっくり見たいかによるところが大きいです。あと混み具合!李禹煥美術館とヴァレーギャラリーはガラガラだったのでサクッと見れましたが、地中美術館は待ち時間が多く、思ってたより時間かかりました。
ぎゃー!1万字超え!そんな記事を最後まで読んでくださりありがとうございます……!
まだまだ続きます、直島!
以上です。
瀬戸内国際芸術祭行った2日目②~豊島でボルタンスキー!、高松観光~
ふかこんばんは、北枕ふか子です。
瀬戸内国際芸術祭2022、続きです。
◯豊島到着
犬島から高速船で豊島へ向かいます。
朝の高速船の記憶があるので「高速船は混む!」という印象があり、かなり早めに並んでましたが、お昼の便はそうでもなかったです。高速船の混み具合、難しい……。
ということで、家浦港に到着。港の近くには豊島交流センターがあります。この中にチケットセンターやトイレなどあります。できるときにしよう、トイレ。あと喫煙所と地図もありました。
〇レンタサイクルでささやきの森へ
レンタサイクルを借ります。
我々はセンターから出てすぐにある土庄電動レンタサイクルでレンタルしました。4時間1000円。ちなみに、ここで手荷物預かりもしてくれるので、荷物がある方はこちらにどうぞ。
配偶者がレンタル手続きをしてくれている間、わたしは向かいのお土産物屋さんでペットボトルを購入。買えるときに買おう、水分(でもやっぱり島で買うとちょっと高い)。
お土産屋さんにはペットボトルやお土産はもちろん、アイスとかもありました!
自転車のサドルを調整し、設定を確認したら、出発~!!!
左側通行で進みましょう!人や車は少ないとは言え、道路を走るので、車に気をつけて、安全第一で行きましょう。
本来の予定では豊島横尾館に行った後、ささやきの森へ……という予定でしたが、豊島横尾館が台風の影響で休館!なので、とりあえずささやきの森に向かいます。
随所に看板はあるものの、文字が小さいので、「ささやきの森は……こっちで合ってる……?」とじっくり見る必要があります。適宜休憩しつつ、Googleマップで場所を確認。ちなみに、マジで坂しかないので、しんどかったです。電動自転車でよかった。
ささやきの森、駐輪場 pic.twitter.com/5bFexdZb17
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2022年11月23日
20分くらい?でささやきの森の駐輪場に到着。ここからは徒歩です。言っておきますが、ほぼハイキングです。登山ほどしんどくないけど、ハイキングです。
ささやきの森へ向かう pic.twitter.com/0GPYl6x4Db
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2022年11月23日
倍速していますが、こんな感じ。
看板はある。看板はあるんだよ。「あと少しだよ~こっちだよ~」っていう看板はある。でも、たどり着かないんだよ。不思議だなァ。
あ、さっきまでと違う看板だ!!つ、着いた!?ようやく!?着いた?!!?
ということで、小さな小屋が見えたらそこがささやきの森のはじまりです。そう、はじまりということは、もうちょい歩きます。
〇ささやきの森、到着
オッ!?作品説明の看板だ!!ということは……?
やった~!!!!着いた~!!!!
よ、喜び~!!!嬉しい~!!!
作品説明↓
豊島・檀山の中腹にあたる森林の中、無数の風鈴が風に揺れ動き、静かな音を奏でるインスタレーション。
風鈴の短冊には、これまでに訪れた方の大切な人の名前が記されています。風になびく音は魂の神秘性を思わせ、無名の個人を記憶に留め、人間存在の強さや儚さを表現します。
鑑賞者は、新たに自分の大切な人の名前を残すことができます。後日、名前は書かれた文字のまま短冊(プレート)に刻まれ、作品の一部となって風に揺れ動き始めます。
この鈴は心臓音のアーカイブに行けば5000円で登録できます。
入場料は無料。ベンチが二か所あるので、座りながらこの空間を楽しめます。マジでずっと居れる。混雑具合としては、我々が行ったときに2名ほどいて、そのあと、3名くらい来たかな?
屋外作品なので天候によっても見方が変わるかなと思いますが、良い風が吹く季節がおすすめです。いつだよって感じですが。風鈴が風で揺れて幻想的な世界になります。心地良くてずっと居れる。
ささやきの森 pic.twitter.com/3tgDgandJ7
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2022年12月7日
ささやきの森 pic.twitter.com/puh0BDsrkr
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2022年12月7日
動画だとわかりやすいかも。こんな感じの雰囲気です。
注意点としては、虫がブンブンしているので、気になる方は虫よけスプレーとかしていったほうがいいかもです。
永遠に居れる場所でしたが、時間は有限。戻ってきました。来た道を帰ります。
マジで森。帰りはぼーっとしつつ歩いていれば着くので行きよりも気が楽でした(配偶者が腐ってるアケビを踏んでウニョっとしたのが中から出てきて最悪でした。離婚しようかと思った。新婚旅行なのに)。
無事、駐輪場に帰ってきました。
豊島横尾館に行かなかったので、予定よりも時間が余っています。「別日に心臓音のアーカイブ来る予定だけど、やっぱ今日行く?」「ギリギリ行けそうだから行こう!」ということで出発!!!!チャリ、爆走!
〇心臓音のアーカイブへ
爆走していたので道中の写真がないんですが、心臓音のアーカイブに到着しました。
この道中、
・豊島美術館(4日目に行きますのでその時詳しく書きます)
・島キッチン
・勝者はいない─マルチ・バスケットボール
なども見れて、なかなか楽しかったです。島の景色に急に現れる現代アート、確かに面白いし楽しいです。
「心臓音のアーカイブ」到着!鑑賞料は520円です。
作品説明↓
クリスチャン・ボルタンスキーは人々が生きた証として、心臓音を収集するプロジェクトを2008年から展開しています。
「心臓音のアーカイブ」は、これまで氏が集めた世界中の人々の心臓音を恒久的に保存し、それらの心臓音を聴くことができる小さな美術館です。ご自分の心臓音をここで採録することもできます。
施設内にはインスタレーションが展示されている「ハートルーム」、希望者の心臓音を採録する「レコーディングルーム」、世界中から集められた心臓音をパソコンで検索して聴くことができる「リスニングルーム」の3つの部屋で構成されています。採録された心臓音は自身のメッセージとともにアーカイブ化され、作品の一部となります。
最初は「ハートルーム」へ。真っ暗な部屋の中で、電気が心臓音に合わせて光ります。なんとも不思議なインスタレーション……。暗闇が怖い人はちょっと怖いかも?ですが、面白い部屋でした。
心臓音登録料1,570円を払って「レコーディングルーム」へ!名前やメッセージなどを入力したあと、ヘッドホンをつけ、機械を胸に当てて、録音。何度でもやり直し可能です。洋服が録音機械に触れないようにしておくのが結構大変だった……。部屋の中で一人で行いますが、説明は画面に出てくるので一人でも安心です。
録音した心臓音はCDに焼いてもらえるので、その間「リスニングルーム」で待機。いろんな国の、いろんな人の心臓音を聴きます。これが面白く、本当に全員心臓音が違う!感動~。ここもずっと居れる~。
名前を呼ばれるのでCDを受け取り、お土産を買って帰ります!ずっと聴いていたかったけど!!船の時間があるので!!!チャリ爆走再び!!
心臓音のアーカイブを出てすぐの海。ここも超良いchillポイントでした。もっと長居したかったぜ……。
〇家浦港へ!
ということで、爆走チャリ!!!!(乗りつつ適当にシャッター切った)(片手運転は危険だから真似しないでね……)。
この棚田がすっごいキレイでした。フォトスポットにもなっているようで、映え女子たちが道路のど真ん中で写真撮りまくってて普通に危ないので、撮影したい方も通りたい方もお気をつけて……。
ようやく港近くに戻ってきました。爆走疲れたヤ……。
無事!!!家浦港に到着!!
配偶者にレンタサイクルの返却手続きをしてもらっている間、わたしは高速船のチケットを購入。無事に直島に帰れる~!!!嬉しい~!!!
〇直島へ
高速船に乗船。夕焼けが良い感じです。チャリ爆走の疲れで、爆睡してました。
ちなみに、こちらも「高速船は混むよね!!!並ぼう!!」と早めに並んでましたが、行きの混雑ほどではなかったです。宇野行きフェリーのが混んでました(宇野行きフェリーは整理券配ってました)。
〇直島から高松へ
無事直島に到着。高速船乗り場からフェリー乗り場へ。長い列ができていたのでわたしたちも並びます(車も並んでて可愛かったです)。帰りは行きに買った往復券が使えるので、わざわざ買わずに済んで助かりました。
チケットセンターではアイスとかも売ってます(配偶者が買って食べてた)(クリミアってマジでどこにでもあるよね)。
無事、フェリーに乗り、出発です~!!!
直島〜高松 pic.twitter.com/aRUSrfJoaI
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2022年11月23日
ちょうど夕焼け時間でした。海と島と夕焼けと俺とお前と大五郎……(?)(前の記事からこれ言ってるけど何?)
高松港に到着。なんて良い空!!!!
〇夕食。ホテルで休憩
高松で夕食!予定ではうどん屋で檸檬サワー飲みつつうどんを食べる予定でしたが、「お店を探して行く元気がない!!!お腹空いた!!!とにかくカロリー摂取だ!!!」ということで、駅前の天一に行きました!!!!!!!!!すっごい美味しかったです!!!!!!カロリー!!!!!!!!!!!
高松は本当になんでもあるので、食べたいもの大体あります。カロリーが欲しいときは天一がある。
ホテルに帰ってきました。1日目に撮影できてなかったロビーはこんな感じ。ブレてるけど。安藤忠雄の本とかあってよかったです。
無料のコーヒー・紅茶の機械。ここで入れてお部屋に持って行けます。思ってたより充実しててよかった。
部屋に戻ってきました。選べる枕コーナーにまだ枕があったので余ってたやつを持ち帰り。よく眠れるといいが……。
このあとはシャワーを浴び、着替えをして夜の高松を散歩します!!船で爆睡したので結構元気!!!
〇高松散歩
まずはお隣のホテルクレメント高松へ。ショップもあり、ケーキやパン、クッキー、お土産など売っていました(夜はさすがにほとんど売り切れてましたが)。
ロビーです。うお~さすがおしゃれ~!!!
シャンデリアやラウンジも超おしゃれ!
ちなみに天皇・皇后陛下(現・上皇・上皇后陛下)も来られたそうです。すげ~。
高松駅に来ました。こちらにも瀬戸内国際芸術祭の垂れ幕があって、会期外だけど雰囲気感じられてよいですね(そればっかり言う)。
駅の上にもレストランや書店、ダイソーなどマジでなんでもあります。
商店街を歩きます。友人(香川出身)から「ずーーーーーーーっと続く商店街があるよ」と言われ「へえ……そうなんだ……」くらいの反応でしたが、本当にずーーーーーーーーーっと続きます。終わりが見えないくらい長い。結構歩いたけど全然終わらなかった。ずーーーーっと続く。エンドレス商店街。
ちなみにこれが商店街のシンボルらしい。
きっぷ買ったけど、パスモも使えるそうです。車内。誰もいなかった。
到着。駅はこんな感じ。
高松築港駅に到着。
コンビニでご飯を買い、大浴場に行ったあと、コインランドリーで洋服を洗濯し、寝ました。
〇感想
・この日はスケジュール考えているときから不安でいっぱいだったので、船の乗り継ぎやレンタサイクルがすべてうまくいって本当に嬉しかったです。ずっと緊張してたので、帰りのフェリーで一気に気持ちが落ち着いて爆睡しました。久々に良く寝た。
・豊島の地図を見るとわかりますが、家浦港と心臓音のアーカイブ、ほとんど端から端に移動する感じです。あはは。なので、港としては唐櫃港からのが近いかもですが、直島からは出てないんだよな……。唐櫃港からもちょっと遠いし……。宇野ー家浦港ー唐櫃港ー小豆島のフェリーはあるので、旅程によって考えたほうが良いかもですね。
・ささやきの森はいろんなブログ見てても「どんな感じなの?!!?どのくらい時間かかるの?!!?道のりは?!!?」と不安しかなかったので、細かく写真撮ってました。ご参考になれば嬉しいです。
・ちなみに、我々の場合だと、13:35に家浦港着、レンタサイクル借りる~などがあり、出発して14:15に駐輪場に到着、14:30にささやきの森到着でした。ご参考になるかわかりませんが……。
・心臓音のアーカイブに行ったらぜひ心臓音の録音を!マジおすすめです。CDもカワイイです。
・豊島や直島に行った友人たちから聞いた話だと、レンタサイクルは会期中だとレンタルができない場合(全部借りられてる)もあるらしいので、不安な方は予約できるお店のがいいかも。
・豊島は映えスポットとして人気のようです(インスタで検索するとめっちゃ映え写真でてくる)。なので、道路のど真ん中とか道の途中で撮影してる人もおり、結構危ないのでお気をつけて……。そんなに人数が多いわけではないですが。
・高松はマジでなんでもあります。はなまるうどんもある。そじ坊もある。商店街は丸の内みたいな雰囲気のところもあれば、下町みたいなところもあり、面白かったです。
・コインランドリー、結構小さいので1日ずつやったほうがいいかもでした。2人分、2日分を洗濯したら全然乾燥しなくて結構大変だった……。
以上です!!!