瀬戸内国際芸術祭行った4日目①~オーバル棟の朝焼け、豊島美術館、小豆島へ~
ふかこんばんは。北枕ふか子です。
瀬戸内国際芸術祭、続きです。
前回記事↓
〇朝焼けを見る
おはようございます。朝5:30です。朝焼けを見るために起きました。
だだん!一眼レフで撮影したこの景色、マジ良すぎてビビります。
ちなみに、朝焼け/夕焼けの時間はこの紙に書いてあるので、それを参考にして行動すると良いです。
この紙によるとこの時期は日の出が5:54、日の入りは17:57。こういうのが部屋に置いてあるのありがたいですね。
iPhoneだとこんな感じ。撮るカメラと編集によって色味は変わりますね。肉眼で見ると「朝焼け見逃したか!?」と思うくらい青かったですが、撮影してみると結構赤い。
オーバルの朝焼け、タイムラプス pic.twitter.com/15cqtspnuw
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
朝焼けの様子、タイムラプスしました。
配偶者が起きてくれたので、一緒に外に出て屋上へ。早朝オーバルも素敵ですね。
オーバル屋上から見る朝焼け。これは一眼で撮影。めちゃくちゃに良いですね……。
朝焼けに照らされるオーバル屋上。
朝の滝も見に行きました。水は止まってましたが、一日の始まりを感じるなんとも良い景色……。
○朝食へ
せっかく早起きしたので、朝ごはんに向かいます。朝一モノレール。
部屋を出てオーバル棟を歩いて、モノレールでミュージアム棟へ向かうタイムラプス pic.twitter.com/TN2t7fHqYv
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
ただ移動してるだけのタイムラプスです。
朝ごはんはミュージアム棟の「ミュージアムレストラン日本料理 一扇」にていただきます。
オープン直後に入ったので、3組くらいしかいませんでした。
入口には献立が書いてあり、店内にはアート作品の展示もあります。
メニューを見ます。和食!楽しみ!待ってる間にお茶をいただきます。何茶だったかは失念しました。
ちょうど杉本博司の「タイム・エクスポーズド」が見える席でうれしかったです(これは外で撮った写真です)。
ごはん、来ました!おいしそー!
どれも美味しかったんですが、左上のおまんじゅう(ゆり根のまんじゅう)がすっごく美味しかったです。どうにか再現できないかと家に帰ってれんこんや長芋でいろいろ試しましたが、全然うまくできなかった……。本当に美味しかった……もう一回食べたい……。
煮物も良い感じ!京都っぽいダシなんですが、瀬戸内なので魚介っぽい感じもした気がします(うろ覚え)。
食後は紅茶とデザート!食器が可愛い。
食後は外に出て展示を見ます。こちらは先ほどレストランから見ていた「タイム・エクスポーズド」。ここに出るの、大きい扉を開かないといけないんですが、開け方がわからなくてスタッフさんに開けてもらいました。ありがとうございました(ちなみに、2階から階段で降りてくるルートもあります)。
崖に展示してある作品も見れました。超遠いので超小さく、ですが……。
誰もいない朝のミュージアム棟を見学します。贅沢な時間……。夜とはまた違った雰囲気で楽しいですね。
レストラン前には椅子があり、ゲルハルト・リヒターの「ベティ」が展示してあります。リヒター展に行ったばかりだったので、「リヒターじゃん」と物知り顔で見てしまいましたがなんにも詳しくないです。
「おもしれ~建物(「おもしれ~女」風にお読みください)」と思った箇所。独特な建物なので迷子になりやすいです。お気をつけて。
宮島達男「Counter Circle No.18」という作品。この作品が展示してある部屋には入り口前にカーテンがあるので朝でも夜でも暗いです。が、やはり夜見た方が暗さが増して面白いかも?と思いました。
配偶者、喫煙タイム。暇なので、わたしも外に出ました。朝のベネッセハウスです。
ここが喫煙所。配偶者がいるの、見えますか?
ここから出てくると「うぉ!?」と驚かれます。あと、でっかいクモの巣があるのでお気をつけて……(でっかいクモの巣はオーバル棟にも結構あります)。
オーバル棟に戻ります。
二階部分に生えてるこちらはたまたま生えてきたものではなく、須田悦弘の「雑草」という作品。最初は作品と知らず、「すげえ!生えてる!アスファルトに咲く花じゃん!」とはしゃいでしまいました。
○オーバル棟へ
オーバル棟に戻ってきました。滝が流れてる!
え、、、、待って、、、水面が反射して天井が素敵なことになってるんですケド、、、!!!♡♡♡
ウワー!壁にも反射してる……!素敵すぎるーッ!!!
オーバルの水面が反射して素敵っていう動画 pic.twitter.com/br7gGzF7ju
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
朝のオーバルもいいですね~。どの時間も表情が変わるオーバル棟、本当に最高です。あと5日くらい居たい。
このあとは部屋に帰って化粧や荷物整理。チェックアウトまで時間があったので洗濯。オーバル棟を出ずに、しかも無料で洗濯できて、なおかつ乾燥もできたの、本当に助かりました……。家に帰ってからの負担が減ってありがたい……。
朝の一定時間だけ、オーバルラウンジでお茶と小菓子がいただけるとのことだったので来ました!
うわ~!景色良~!!!机の形すご~!!!三角~!!景色良い~!!
せっかくなのでラウンジ内をうろちょろ。直島関連本がいっぱい!作品展示もあります!
そしてこの景色!最高!良い天気!!
コーヒーと小菓子。かなりおなかに溜まって、お昼代わりになって本当に助かりました。良い景色を見ながらチルタイム……。
そして、またしてもオーバル棟宿泊者しか使えないはずなのに、わたしたち以外に誰も来なかったけど、なんで……?オーバル棟でこんなにはしゃいでたのわたしたちだけなのかな……?それかみんな連泊なのかな……?
部屋に戻って撮影タイム。部屋の中で動画を撮ったり、外のタイムラプス撮ったり、年賀状用の写真(右写真)撮ったりしました。
あと少しでこの景色とさよならなんて……寂しすぎる……ずっと居たい……。
ただドアを開けてキョロキョロするだけの動画 pic.twitter.com/8BUgGFIC94
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
ドアを開けたときの水の音がすごすぎて撮影した動画。この扉めっちゃ重いんですよね……。なので防音もすごい……。
チェックアウトの時間です……。さようなら最高の景色……。
部屋を出てからモノレール乗り場に行くまで焦って撮った動画 pic.twitter.com/dPnHsDGWmA
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
名残惜しすぎて部屋を出てからモノレールに乗るまでの動画を撮りました。帰りたくないよ……。
最後のモノレールです……。
モノレールでオーバル棟からミュージアム棟へ🚝 pic.twitter.com/j7xOZJn2gF
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
こちらも動画撮りました。帰りたくなさがすごい。
ミュージアム棟に到着。この景色ともお別れなんて……寂しいよ……(全部に言う)。
フロントでチェックアウト。ミュージアム棟から宮浦港までは宿泊者専用の無料バスで向かいます。フロント付近で待っているとスタッフの方が荷物を預かってくれ、なおかつ「バス到着しました~」と呼んでくださるので安心です。
〇宮浦港から豊島へ
宮浦港に帰ってきました。
バスの中では運転手さんが「直島」という名前の由来を教えてくれたり、車窓から見える景色を案内してくれたり、ほぼツアーみたいな感じです。最後に「来週も来てくださいね~。以前そう言ったら本当に次の週も来た方いらっしゃるんですよ~」「忘れ物にご注意ください。思い出は忘れずに、お財布は忘れていっても大丈夫ですよ~」と笑わせてくれたりして楽しかったです。
船の時間まで暇なので、かぼちゃの中に入りました。草間彌生「赤かぼちゃ」。月曜だったので人が少なくてラッキー!美術館はお休みですが、恒久展示を楽しむなら月曜がおすすめ!
ちなみにかぼちゃの中はこんな感じ!
あれは藤本壮介「直島パヴィリオン」。中に入ることもでき、映えます。が、我々は入らず遠目で見ただけでした。なんせ、暑くて……。
豊島の高速船まで待合所で待ちます。柱は鏡になっているところもあるので映えるよ!
月曜日だったのでとにかく人が少なくて快適でした。待合所の中にはお土産屋さんもあるので待ち時間に購入。荷物整理などして、高速船のチケットを買います。
さて、高速船に乗ります!
いつも通り高速船は三角屋根のほうの乗り場です。かわいい船きた。
ばいばい、直島!
〇豊島
家浦港に着きました。今回の旅で2回目の豊島です。
前回自転車を借りた土庄町電動レンタサイクルでは手荷物預かりも行っているのでキャリーバッグだけ預けます。一個500円とかだったかな。
今回はバスで向かうので、家浦港の待合室でバスを待機。直島でハイになった気持ちを落ち着けるため、ひたすら無のTwitter。
豊島の歴史や見どころパネルなどもあるので、これを見て過ごすのも良きです。
時間になったらバスに乗車!そこそこ混んでたので早めに並んでおくと良いかもしれません。
豊島美術館前に到着!あまりの景色の良さにデジカメ、iPhone、一眼それぞれで撮影してました。ので貼ってみました。
豊島美術館に向かいます。看板があるので安心。
駐車場越しに豊島美術館が見えます。
到着!豊島美術館です!
事前予約制なのでチケットセンターでチケットを見せます。注意事項などを確認し、ロッカーに荷物を預けて入場。館内は撮影禁止とのことでした。
美術館に向かうまでの道は撮影可能?と思うんですが、取り出してしまうとずっと撮影してしまいそう……地中美術館でカメラしまえって怒られたし……もう怒られたくない……と思い、一枚も撮影しませんでした。
少し歩いて美術館に到着。館内は靴を脱いで、靴下で歩きます。美術館の中はなんとも説明しづらい光景で、「とにかく行ってください」としか言えないのですが……。わたしは大好きでした。一日中居れるし、一年中来たい。
ただめちゃくちゃ音が響くので、会話すると全員に聞こえます。あと撮影しても速攻でわかるし、なんならカメラ取り出す音すらわかる。おじさんが爆睡してたんですが、その寝息も響いてて面白かったです。
豊島美術館カフェにてランチ!右写真の天窓が人気で、みんなここで撮影してました。そういう写真流行ってんのかな。
カフェの中はこんな感じ。オリーブごはん食べました。面白い味でした。
お土産も見てパンフレットやグッズなどを購入。
豊島美術館のバス停で待っていても良かったんですが、せっかくなので唐櫃港まで歩きます。徒歩15分?20分?くらいでした。
飛び出し注意の看板が随所にあるんですが、どれも足の裏部分にシール貼られてました。
途中で神社を見つけたので入ります。住吉神社。古き良き神社でした。
無の顔で歩き続けるふか子。
このあたりの景色が映えスポットになっているらしいです(インスタで見た)。
看板は随所にある。「心臓音のアーカイブ」の案内看板もあります。ここから結構遠かった気がするので前回行っておいてよかった……。
唐櫃港に到着。待合室があるだけで、あとは本当に港です。自販機くらいはあったと思いますが、お店はない。
喫煙所があったので、配偶者はヤニタイム。わたしは待合室でぼーっとしていたんですが、地元のおじいが爆音で音楽(演歌)を流し続けていて、そのあと爆音で音楽(演歌)聴いてるおじいが増えて爆音演歌VS爆音演歌のカオス空間になってて面白かったです。
港の演歌バトル pic.twitter.com/GcvuqOiv9I
— キタマクラフカコ (@ktmkrfkfk) 2023年5月10日
バスが来たので乗ります。唐櫃港から家浦港へ。港から港へ……。
家浦港に着いたらチケットを買い、荷物を取り出してフェリーを待ちます。4日目、ほとんど待ち時間でしたね……。
フェリーがきったぞ~!
高速船ばっかり乗ってたので久々のフェリーです。
乗船!すごい!全然!人がいない!そうだ!今日は平日!月曜日!!
コーナー席みたいなのがあったので、そこを陣取って爆睡してました。夕暮れの瀬戸内海、良い景色。
このあとは小豆島です。続きます。
○感想
・ベネッセハウス、あれは夢だったのか?と思うくらい楽しかったです。直島行くなら絶対泊まってほしい。
・直島はほとんど月曜休館なので人が少なくて良いです。逆に土日は小旅行で訪れた大学生が多かった印象。
・チェックアウトするとき(月曜朝)、家族連れがいっぱい美術館にいたんですが、そういう日だったのかな?ファミリーデイ的な?
・豊島美術館、かなりよかったです。旅じゃなかったらずっと居たいタイプの展示。心を無にできるすごい展示。建築物としても面白かった。風と水と自然を感じる良い展示……また行きたい……。
・豊島は全体的に映えスポットになっており、道を走っていても道路のど真ん中で撮影している人がわりといるので気をつけてください。
・4日目はほとんど待ち時間でした。レンタサイクル使えばもう少し回れたかも?と思いましたが、「豊島チャリダッシュはもう嫌だ……ほぼ山なんだもん……」ということでバスにしました。本数がマジで少ないので気をつけてください。
・直島が月曜、豊島が火曜休みなので、水木金土日で観光するのが一番良いですね……。ただ、この日の直島は本当に人が少なくてめちゃくちゃ快適で楽しかったので、それを味わうのもまた一興、って感じです。
・ちなみに「直島」の名前の由来は、崇徳上皇が島に来た際、「この島の人は素直な人が多いんだね」と言ったので「直島」となったそうです。「サラダ記念日みたいな命名の仕方なんだな……」と思いました。
以上です。