北枕ふか子のブログ

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瀬戸内国際芸術祭行った2日目②~豊島でボルタンスキー!、高松観光~

ふかこんばんは、北枕ふか子です。

 

瀬戸内国際芸術祭2022、続きです。

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◯豊島到着

犬島から高速船で豊島へ向かいます。

朝の高速船の記憶があるので「高速船は混む!」という印象があり、かなり早めに並んでましたが、お昼の便はそうでもなかったです。高速船の混み具合、難しい……。


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ということで、家浦港に到着。港の近くには豊島交流センターがあります。この中にチケットセンターやトイレなどあります。できるときにしよう、トイレ。あと喫煙所と地図もありました。

〇レンタサイクルでささやきの森へ


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レンタサイクルを借ります。

我々はセンターから出てすぐにある土庄電動レンタサイクルでレンタルしました。4時間1000円。ちなみに、ここで手荷物預かりもしてくれるので、荷物がある方はこちらにどうぞ。

teshima-navi.jp

配偶者がレンタル手続きをしてくれている間、わたしは向かいのお土産物屋さんでペットボトルを購入。買えるときに買おう、水分(でもやっぱり島で買うとちょっと高い)。
お土産屋さんにはペットボトルやお土産はもちろん、アイスとかもありました!


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自転車のサドルを調整し、設定を確認したら、出発~!!!
左側通行で進みましょう!人や車は少ないとは言え、道路を走るので、車に気をつけて、安全第一で行きましょう。

本来の予定では豊島横尾館に行った後、ささやきの森へ……という予定でしたが、豊島横尾館台風の影響で休館!なので、とりあえずささやきの森に向かいます。


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随所に看板はあるものの、文字が小さいので、「ささやきの森は……こっちで合ってる……?」とじっくり見る必要があります。適宜休憩しつつ、Googleマップで場所を確認。ちなみに、マジで坂しかないので、しんどかったです。電動自転車でよかった。

20分くらい?でささやきの森の駐輪場に到着。ここからは徒歩です。言っておきますが、ほぼハイキングです。登山ほどしんどくないけど、ハイキングです。

倍速していますが、こんな感じ。

看板はある。看板はあるんだよ。「あと少しだよ~こっちだよ~」っていう看板はある。でも、たどり着かないんだよ。不思議だなァ。


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あ、さっきまでと違う看板だ!!つ、着いた!?ようやく!?着いた?!!?

ということで、小さな小屋が見えたらそこがささやきの森のはじまりです。そう、はじまりということは、もうちょい歩きます。

〇ささやきの森、到着

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オッ!?作品説明の看板だ!!ということは……?
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やった~!!!!着いた~!!!!
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よ、喜び~!!!嬉しい~!!!

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作品説明↓

豊島・檀山の中腹にあたる森林の中、無数の風鈴が風に揺れ動き、静かな音を奏でるインスタレーション
風鈴の短冊には、これまでに訪れた方の大切な人の名前が記されています。風になびく音は魂の神秘性を思わせ、無名の個人を記憶に留め、人間存在の強さや儚さを表現します。
鑑賞者は、新たに自分の大切な人の名前を残すことができます。後日、名前は書かれた文字のまま短冊(プレート)に刻まれ、作品の一部となって風に揺れ動き始めます。

benesse-artsite.jp

この鈴は心臓音のアーカイブに行けば5000円で登録できます。

入場料は無料。ベンチが二か所あるので、座りながらこの空間を楽しめます。マジでずっと居れる。混雑具合としては、我々が行ったときに2名ほどいて、そのあと、3名くらい来たかな?

屋外作品なので天候によっても見方が変わるかなと思いますが、良い風が吹く季節がおすすめです。いつだよって感じですが。風鈴が風で揺れて幻想的な世界になります。心地良くてずっと居れる。

動画だとわかりやすいかも。こんな感じの雰囲気です。

注意点としては、虫がブンブンしているので、気になる方は虫よけスプレーとかしていったほうがいいかもです。


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永遠に居れる場所でしたが、時間は有限。戻ってきました。来た道を帰ります。


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マジで森。帰りはぼーっとしつつ歩いていれば着くので行きよりも気が楽でした(配偶者が腐ってるアケビを踏んでウニョっとしたのが中から出てきて最悪でした。離婚しようかと思った。新婚旅行なのに)。

無事、駐輪場に帰ってきました。

豊島横尾館に行かなかったので、予定よりも時間が余っています。「別日に心臓音のアーカイブ来る予定だけど、やっぱ今日行く?」「ギリギリ行けそうだから行こう!」ということで出発!!!!チャリ、爆走!

〇心臓音のアーカイブ


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爆走していたので道中の写真がないんですが、心臓音のアーカイブに到着しました。

この道中、

豊島美術館(4日目に行きますのでその時詳しく書きます)

島キッチン

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勝者はいない─マルチ・バスケットボール

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なども見れて、なかなか楽しかったです。島の景色に急に現れる現代アート、確かに面白いし楽しいです。

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「心臓音のアーカイブ到着!鑑賞料は520円です。

作品説明↓

クリスチャン・ボルタンスキーは人々が生きた証として、心臓音を収集するプロジェクトを2008年から展開しています。
「心臓音のアーカイブ」は、これまで氏が集めた世界中の人々の心臓音を恒久的に保存し、それらの心臓音を聴くことができる小さな美術館です。ご自分の心臓音をここで採録することもできます。

 

施設内にはインスタレーションが展示されている「ハートルーム」、希望者の心臓音を採録する「レコーディングルーム」、世界中から集められた心臓音をパソコンで検索して聴くことができる「リスニングルーム」の3つの部屋で構成されています。採録された心臓音は自身のメッセージとともにアーカイブ化され、作品の一部となります。

benesse-artsite.jp

 

最初は「ハートルーム」へ。真っ暗な部屋の中で、電気が心臓音に合わせて光ります。なんとも不思議なインスタレーション……。暗闇が怖い人はちょっと怖いかも?ですが、面白い部屋でした。

心臓音登録料1,570円を払って「レコーディングルーム」へ!名前やメッセージなどを入力したあと、ヘッドホンをつけ、機械を胸に当てて、録音。何度でもやり直し可能です。洋服が録音機械に触れないようにしておくのが結構大変だった……。部屋の中で一人で行いますが、説明は画面に出てくるので一人でも安心です。

録音した心臓音はCDに焼いてもらえるので、その間「リスニングルーム」で待機。いろんな国の、いろんな人の心臓音を聴きます。これが面白く、本当に全員心臓音が違う!感動~。ここもずっと居れる~。

名前を呼ばれるのでCDを受け取り、お土産を買って帰ります!ずっと聴いていたかったけど!!船の時間があるので!!!チャリ爆走再び!!

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心臓音のアーカイブを出てすぐの海。ここも超良いchillポイントでした。もっと長居したかったぜ……。

 

〇家浦港へ!

ということで、爆走チャリ!!!!(乗りつつ適当にシャッター切った)(片手運転は危険だから真似しないでね……)。

この棚田がすっごいキレイでした。フォトスポットにもなっているようで、映え女子たちが道路のど真ん中で写真撮りまくってて普通に危ないので、撮影したい方も通りたい方もお気をつけて……。

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ようやく港近くに戻ってきました。爆走疲れたヤ……。


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無事!!!家浦港に到着!!

配偶者にレンタサイクルの返却手続きをしてもらっている間、わたしは高速船のチケットを購入。無事に直島に帰れる~!!!嬉しい~!!!

〇直島へ


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高速船に乗船。夕焼けが良い感じです。チャリ爆走の疲れで、爆睡してました。

ちなみに、こちらも「高速船は混むよね!!!並ぼう!!」と早めに並んでましたが、行きの混雑ほどではなかったです。宇野行きフェリーのが混んでました(宇野行きフェリーは整理券配ってました)。

〇直島から高松へ


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無事直島に到着。高速船乗り場からフェリー乗り場へ。長い列ができていたのでわたしたちも並びます(車も並んでて可愛かったです)。帰りは行きに買った往復券が使えるので、わざわざ買わずに済んで助かりました。


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チケットセンターではアイスとかも売ってます(配偶者が買って食べてた)(クリミアってマジでどこにでもあるよね)。

無事、フェリーに乗り、出発です~!!!

ちょうど夕焼け時間でした。海と島と夕焼けと俺とお前と大五郎……(?)(前の記事からこれ言ってるけど何?)


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高松港に到着。なんて良い空!!!!

 

〇夕食。ホテルで休憩


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高松で夕食!予定ではうどん屋檸檬サワー飲みつつうどんを食べる予定でしたが、「お店を探して行く元気がない!!!お腹空いた!!!とにかくカロリー摂取だ!!!」ということで、駅前の天一に行きました!!!!!!!!!すっごい美味しかったです!!!!!!カロリー!!!!!!!!!!!

高松は本当になんでもあるので、食べたいもの大体あります。カロリーが欲しいときは天一がある。

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ホテルに帰ってきました。1日目に撮影できてなかったロビーはこんな感じ。ブレてるけど。安藤忠雄の本とかあってよかったです。


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無料のコーヒー・紅茶の機械。ここで入れてお部屋に持って行けます。思ってたより充実しててよかった。

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部屋に戻ってきました。選べる枕コーナーにまだ枕があったので余ってたやつを持ち帰り。よく眠れるといいが……。

このあとはシャワーを浴び、着替えをして夜の高松を散歩します!!船で爆睡したので結構元気!!!

〇高松散歩


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まずはお隣のホテルクレメント高松へ。ショップもあり、ケーキやパン、クッキー、お土産など売っていました(夜はさすがにほとんど売り切れてましたが)。

www.jrclement.co.jp


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ロビーです。うお~さすがおしゃれ~!!!

シャンデリアやラウンジも超おしゃれ!

ちなみに天皇皇后陛下(現・上皇上皇后陛下)も来られたそうです。すげ~。


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高松駅に来ました。こちらにも瀬戸内国際芸術祭の垂れ幕があって、会期外だけど雰囲気感じられてよいですね(そればっかり言う)。

駅の上にもレストランや書店、ダイソーなどマジでなんでもあります。


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商店街を歩きます。友人(香川出身)から「ずーーーーーーーっと続く商店街があるよ」と言われ「へえ……そうなんだ……」くらいの反応でしたが、本当にずーーーーーーーーーっと続きます。終わりが見えないくらい長い。結構歩いたけど全然終わらなかった。ずーーーーっと続く。エンドレス商店街。

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ちなみにこれが商店街のシンボルらしい。

www.cocolocala.jp

瓦町駅まで行き、ことでんに乗ってホテルに帰ります。

きっぷ買ったけど、パスモも使えるそうです。車内。誰もいなかった。

到着。駅はこんな感じ。
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高松築港駅に到着。

コンビニでご飯を買い、大浴場に行ったあと、コインランドリーで洋服を洗濯し、寝ました。

 

〇感想

・この日はスケジュール考えているときから不安でいっぱいだったので、船の乗り継ぎやレンタサイクルがすべてうまくいって本当に嬉しかったです。ずっと緊張してたので、帰りのフェリーで一気に気持ちが落ち着いて爆睡しました。久々に良く寝た。

・豊島の地図を見るとわかりますが、家浦港と心臓音のアーカイブ、ほとんど端から端に移動する感じです。あはは。なので、港としては唐櫃港からのが近いかもですが、直島からは出てないんだよな……。唐櫃港からもちょっと遠いし……。宇野ー家浦港ー唐櫃港ー小豆島のフェリーはあるので、旅程によって考えたほうが良いかもですね。

・ささやきの森はいろんなブログ見てても「どんな感じなの?!!?どのくらい時間かかるの?!!?道のりは?!!?」と不安しかなかったので、細かく写真撮ってました。ご参考になれば嬉しいです。

・ちなみに、我々の場合だと、13:35に家浦港着、レンタサイクル借りる~などがあり、出発して14:15に駐輪場に到着、14:30にささやきの森到着でした。ご参考になるかわかりませんが……。

・心臓音のアーカイブに行ったらぜひ心臓音の録音を!マジおすすめです。CDもカワイイです。

・豊島や直島に行った友人たちから聞いた話だと、レンタサイクルは会期中だとレンタルができない場合(全部借りられてる)もあるらしいので、不安な方は予約できるお店のがいいかも。

・豊島は映えスポットとして人気のようです(インスタで検索するとめっちゃ映え写真でてくる)。なので、道路のど真ん中とか道の途中で撮影してる人もおり、結構危ないのでお気をつけて……。そんなに人数が多いわけではないですが。

・高松はマジでなんでもあります。はなまるうどんもある。そじ坊もある。商店街は丸の内みたいな雰囲気のところもあれば、下町みたいなところもあり、面白かったです。

・コインランドリー、結構小さいので1日ずつやったほうがいいかもでした。2人分、2日分を洗濯したら全然乾燥しなくて結構大変だった……。

以上です!!!