北枕ふか子のブログ

行ったりやったりつくったり

SFF in yokohama

 はい、というわけでやっとこさSFFのレポ書きますよ~

まあアレですね。SFFとは何かというと…
前の記事に貼ったHPをご覧くださいませ。投げやりだぜ!


12月27日
一人、みなとみらい線 馬車道駅に降り立つ私。

チーズシナモンというパンを食べました。
(パンにチーズをのせて、その上にシナモンを振りかけて焼く。というだけの
シンプルなものなのですが、これが旨かった。)
赤レンガ倉庫はいろんなお店が入っていて、純粋に楽しかった。
お土産もあるし、おしゃれなお店もあるし、ご飯も食べれるし。いいなあ。


横浜を褒めちぎっても何も起きないので、早速SFFの話。
私の長ったらしい話より自分の目で見たいって人はUst見てね



さて、SFF!!

ぼっちでも大丈夫なように左端の席をキープ。
隣はどこかのフリーペーパー団体さんだと思われる女子たち。可愛かったです。

2Fのフリーペーパー展示&配布会場をちら見。欲しいものはもらいました。
最終候補5団体のフリーペーパーがどこにあるのかわかりにくく、
スペースはたくさんあるのに、置いてあるのが一つの机っていうところがうーん('`)
人が群がりすぎて見れないし、ちょっとそこは改善してほしいですな~

そそくさと会場に戻り、SFF開始~
オープニングで感動し、審査員紹介。
(わたしの独断と偏見で担当割り振りされてます)

Tokyo graffiti編集長 鈴木さん
担当:楽しいこと、応援し隊
雑誌の楽しいところを見る担当

コピーライター 谷山さん
担当:読み手からの目線で読んで、愛のあるダメ出しをする

R25編集長 藤井さん
担当:フリーペーパーをビジネスの観点からみる人

アートディレクター 寄藤さん
担当:雑誌のデザインを見る人

この4人で楽しくやっていきまーす。

プレゼン開始。
「AIZU」 「孫心」 「潮騒喫茶」 「おてもと」 「Sai」
の順番でプレゼンをしていきます。
プレゼンは基本的に「真面目だなーフリーペーパーってそんな真面目なものなのかー」
と思いながら見てました。ダメな子!私ダメな子!
ただ、おてもとはすごかった。この日一番の盛り上がり。あれはすごかった。
Ustで全部見れるので興味ある方は見てくださいな。


ブルータス編集長 西田善太さんと
博報堂ケトル代表 嶋浩一郎さんの対談が面白かった。

あらかじめ募集していた学生からの質問を
二人が答えて、それにたいしてお互いが突っ込み合ったり、深く語ったり。という形式。
質問は大体、雑誌を作ろうと思ったキッカケや、企画を思いつくキッカケ、みたいなことです。
1時間以上あって長いのですが、
その中から心に残ったことを抜粋。
(私の個人的な解釈もあるので、Ustで見るのが一番ですw)

「媚びるな、空気読め」
-アンケートを取ったり、読者が何を求めるか、ということを念頭に置くのではなく、
この人にこういうことを言ったら楽しませることができるんだろうな、ということを
考えたほうがいい。

「新しい言葉というのが文化を作って経済を生み出す」
-例えばコギャル、というものはその言葉ができる前から存在している。
でも、コギャルという言葉ができると、企業は「コギャル向け」の商品を作って、
それを前々からいるコギャルたちが買って、売れて、そうやって経済が回る。ということ。

「どうでもいい発見から面白いことに繋がる」
-おいしいパン屋は朝早くから開いている。という発見からうまいパン屋特集に繋がる。
ということ。簡単に言うと。嶋さんは森ガールは何故口呼吸なのか、っていう発見から
何か繋がるんじゃないかって考えているそうですw

「僕たちのころは雑誌とラジオくらいしか楽しみがなかった」
「雑誌作るなら雑誌読め」
-お二人が雑誌を作るきっかけになった話のときに。

「型を壊し続けろ」
-テンプレートにはめられたままじゃ面白くない!

「楽しいと思った事をやりなさい(きっと読み手も楽しいはず)」

「人は言いたい事の5%しか言葉にできない」
「良い本屋は買う予定のなかった本を買わせる本屋」
-amazonが広まっているのに、なぜ本屋がなくならないか?というのは、
人は言いたい事の5%しか言葉にできない。
だから、amazonで買うものは自分の欲しいものの5%しか買えない。
でも良い本屋にはその人が欲しかった本がさりげなく置いてあって、
「あ、そうだ、俺これ好きだったんだ」「興味あったんだ」と思って買う。
ということ。(説明わかりにくいなあ…('`))

そんな感じですかね!はい!

で、結果発表~はすっとばして、審査員からの公表!
(結果が気になる人はググってくださいw)

全部書くと長くなりそうなので、
心に残った谷山さんのお話&私の感想をば…

「良いものは薄目で見てもわかるし、じっくり見ると面白い。」
これはなかなかにぐさっと来ました。
じっくり見れば面白いものは学生フリーペーパーでたくさんあるのだけど、
パッと見て。というと微妙。やはりデザイン面がしっかりしていないところが多い。
というのが今回一番の収穫かと。
谷山さんの意見・感想はずばっとしていて、けれどやはり毒というより
愛のあるダメ出しでとても為になりました。


そんな感じで終了~
交流会があったのだけど、みんな媒体を持って
「よろしくおねがいしまーす!」って必死になっていたので、
媒体2部、メンバー1人の私はたじたじして、
友達の友達が来ていたのでその人とお話して帰りました。
夜景がきれいだったわ~。

レッドブル3本飲んで翼生えすぎて気持ち悪くて
お茶漬け食べて寝ました。
お茶漬け、おいしかった。

フリーペーパーをなぜ作るのか?何をしたいのか?
それをもう一度考えさせられました。
他の学生たちはどういう気持ちで作っているのだろうか?
審査員の方々はあまり良い気持ちで学生フリーペーパーのことを見ていないのではないか?
そもそも学生が作るフリーペーパーにはどんな意味があるのだろうか?
そんなことを考えました。

難しいなあ、フリーペーパーって。