生誕祭をやりました
ふかこんばんは。北枕ふか子です。
みなさんごきげんいかがでしょうか。
わたしは生誕祭のすぐあと今月の体調不良(家族性地中海熱の発作)がやってきて、「こんにちはー!微熱と関節痛と筋肉痛と頭痛とだるさと口内炎と腹痛をプレゼントしにきましたー!3日くらい滞在しまーす!」と言うので、「マジ無理早く帰れ」といいながら全身の痛みに苦しんでました。そのあと、情緒不安定がやってきて、立ち直れないレベルに落ち込んで心のHPが5くらいになり、それが復活したと思ったら「人類みんな嫌い!」期がやってきて、ひとしきり駄々をこねた後、はっと我にかえり、部屋の片付けをして、やっと生き返りました。
更新が遅れてすみません。お待たせしました。説明が長くてすみません。
さて、2月26日(日)に下北沢のろくでもない夜というライブハウスで「北枕ふか子、生誕祭〜15歳のときから自分主催の誕生日会を夢みてたんだ、好きにさせてくれ、あわよくば、好きにさせてくれ〜」をやりました。簡単にいうと、下北沢で生誕祭をやりました。
そのレポというか、何をやったかみたいなのを書きます。興味のない方はエクセルの勉強とかするといいと思います。マクロを組もう!
細かい話は最後に書きますので、ざっくり流れを。ちなみに、この生誕祭のテーマは「ふか子、アイドルになる?」です。
最初はDJ FUKAKOによるDJで幕開けでした。
以前、友人のライブでDJをやらせてもらったのですが、全然上手にできなくて、曲を流すたび「うわーーむりーーーできないーーーーつなげないーーーー」と叫んでいたことがあり、今回はそれのリベンジのつもりでやりました。が、やっぱり全然できなくて、最終的に「無理!やって!」と1番手SENPUKU KAKUHENのユダ氏に任せました。早速好き勝手にやってますね。
そして開演。25年の歴史みたいなものをスライドショーで流しました。
BGMは小田和正の「言葉にできない」です。
当初、スライドショーがはじまったら裏から出てきて、キャーキャー言われようと思ったんですが、オロオロしすぎて、ステージ上でスライドショー見てました。
ということで幕開けです。もうさっそく帰りたい感しかない。なんでアイドルなんか自称しちゃったんだろう。
とりあえず宇宙柄のセーラー服着ました。アイドルといえばセーラー服!ということで!着てみた!えへへ!
………間が持たない助けて。ということで、SENPUKU KAKUHENの登場。
「アイドルやろうと思う」
「ふか子さん、ステージの基礎がそもそもダメ」
「そうなの?」
「僕たちが、ステージで必要な、パッションをプレゼントします!」
という流れで始まります。
楽屋でチラチラ見てたんですが、「I say まくら!you say ふかこ!」という声が聞こえてきたときに、「ああ…はじまってしまった…」としみじみ思いました。
あと、「お前と違ってまだ歌ってんの!」とかのパワーワードというか、強めの言葉はやっぱり楽屋であたふたしてても心にぐっときますね。
「ふか子さんボーカルにしようかな」という声が聞こえましたが、あれってわたしの幻聴ですよね?そうですよね?
そのあと登場したのが、ゴスロリ(と言っていいのか?)ふか子。
「アイドルってなんだろ〜と思って考えてたらこうなった〜〜」という感じで登場。ユダ・八代、ドン引き。
この格好で行き来するの、恥ずかしさと申し訳なさとつらさと恋しさと切なさと心強さと〜〜〜♪
「このままでアイドルになれるのかな〜」とか言ってると、歌って踊るイケメン男役漫才ユニットのShiN_q2さんが登場。この3ショット、完全にヤバいイベント。
「アイドルになりたい」
「アイドルな」
「誕生日だし、なにかください」
「では、自己紹介を…」
ということで、自己紹介をいただきました。以下です。
深夜になったら?\すりーぴー!/
だめだめこれからデートでしょ?
そんな彼女は\すぬーぴー!/
いつでもそばにいるよ!
わたしと一緒に、れっつ?
\よふかしー!/
あなたの心のふかふか枕
深夜系アイドル北枕ふか子です!
ということで、やりました。スヌーピー!
(ちなみにめちゃくちゃ小ネタなんですが、スヌーピーということで、バーのナプキンをわざわざスヌーピーのやつに変えてもらったんですが、バーを利用した方、気づきました?)
スケッチブックをもらっていそいそと帰るわたし。
ShiN_q2さんのステージが始まります。
ちなみに、何をやるのか、当日まで知りませんでした。マジで。
「ベルサイユのばら」をテーマに漫才と歌と踊りをやってくれました。あと途中の「夢が広がる」は楽屋で見てて、爆笑しました。
ちなみに元ネタの「闇が広がる」はこれです。これはエリザベートですね。
よい…
ちなみにわたしは明日海さんのトートが好きですっていうか明日海さんが好きです。(SMAPのことは気にしないでください)
オスカルがマリーアントワネットのツイッターを見て「炎上してるwww」って笑うの、めっちゃ面白かったです。アンドレの「いやお前、近衛兵なんだから、王妃様のツイッター管理もしないと!」っていうの、(たぶん意図してないんだろうけど)風刺っぽくて「ふふふ」と思った。
そして、ふか子、男役っぽい格好をして登場。シンクスとの絡みは全体的にお互いが油断していてぐだぐだです。
そのあとは、ふか子アイドルになりたい企画は放置して、ピロートークラジオの公開収録をしました。
すでに目がイってますね。これから楽しい公開収録をするって顔じゃない。かわいい動物とかを真顔で殺しそうな目をしてる。
みんなが引いている。
わかるよ、引くよね。
急にラジオの公開収録とかはじまったら、引くよね。わかる。理解はしてる。
公開収録分はもう更新済みですので、こちらからどうぞ。
ちなみに、例の「うわあああ!?」あとの写真です。気まずさしかねえ。わたしの顔が青い。
ラジオ聴いて、トークを全然回せてないというか、言葉が全然出てきてなくて、「うそ…わたしってこんなに話せてない…?!(わたしの年収低すぎ!?みたいな顔しつつ)」という気持ちになりました。
いや、嘘です、話せてないなあとは薄々思ってましたが、緊張しすぎててほんとにダメでした。特に2回目の某ハプニング(?)からはずっとオロオロしててもうダメです。すみませんでした。
ラジオ収録が終わり、みんなが少しほっとしたあたりで、HIKARI feat. AYANEさんの登場です。かわいい。美しい。このあたりで緊張とオロオロが頂点に達して、あんまり記憶にないんですが、声めっちゃでかくなるし、お客さんに椅子出させるし、全然あやねさんとお話しできないしで、楽屋帰ってからひとしきり反省したことは覚えてます。ごめんなさい。反省はしてます。
「アイドルになりたいって言ってるんですけど、パッションとか自己紹介とかをプレゼントでもらって、でもよくわかんなくなって、結局男役の格好してるんですけど、どうしたらいいですかね?」
「アイドルですか?それなら、歌と踊りですよ!」
という流れで本編へ。
公開収録で全員が「は?ふか子?結局なんだあいつ」と思ってそうな空気の中でも、素晴らしい歌と踊りを披露してくださいました。
でもなんでしょうね、お客さんの目がキラキラしてて、「ああほんとにみんなに愛されている方たちなのだな」と思いました。
ちなみに、お二人、現地リハなしです。たぶん、広さとか舞台の感じとかわからなかったと思うんですが、それでもそんなそぶりを一切見せずにパフォーマンスしてくださって、すごかった…。
最後の「BE LOVED」は絶対生で見たい!と思ってダッシュで着替えました。いやーすごかった。あやねさんの歌は力強さがあるし、ひかりさんのダンスは美しいですね。下北沢のライブハウスが日比谷の劇場になってた。あの日の下北沢は日比谷だった。間違いない。
終わった後、
「踊りと歌、素晴らしかったんですけど、アイドルじゃなくてミュージカルですよね…?」
「……やみが〜ひろ〜が〜る〜」
「いやいや広がらないから!」
という流れで、「闇が広がる」をやったんですが、これはわたしが「めちゃくちゃ歌がうまい人と一緒に闇が広がるやりたい」という願望をそのままやりました。すっごく楽しかった…。
あと、歌のうまい人が後ろで両手を広げて「やみが〜ひ〜ろ〜が〜る〜」というと、本当に黄泉の国に連れて行かれそうになるんだな、という驚き。あと、いつかあやねさんのトートが見たい。
最後はわたしのパートなんですが、「あーもうアイドルとか無理!もうやめよ!おわり!ありがとうございました!!!!……え、なにこの曲?え、無理無理、え?」の流れでノリノリのラップをやりました。
これは、モンスターエンジン西森の「鉄工所ラップ」の流れがやりたくて、やりました。あと、主催でアイドルって言ってんのに歌わないのどうなのかなと思って、ラップにしました。
絶対歌詞覚えられないと思って、動画をつくりました。案の定覚えられなくて、何回か動画に救われました。いやうそ、全体的に危うかったですね…。
肝心なサビ前ですっっっっっかり1フレーズを忘れてて、「あちゃー」でした。あと、サビは全く覚えてなくてiPhone持参したんですが、誤操作でサビ以外の歌詞がほとんど消えてて「嘘でしょ…」と思いました。それ以外は楽しかった。
「みんながサイリウム振ってるところを舞台から見たい!」と思ってサイリウム配布したのですが、いやーーーーアイドルって楽しいんだなって心底思いました。
めちゃくちゃ楽しいですよ。
だって、手を振るとみんなが同じ動きしてくれて、その光の動きが、すっごい綺麗なんですよ。アイドルを応援してる人たちみんなに言いたいんですけど、あなたの振ってるそのサイリウム、ちゃんと見えてますし、その下の笑顔も見えます。
この瞬間は、本当に楽しかったです。ありがとうございました。
最後。オチとしては
「アイドル目指すっていうから!いろいろ準備したのに!なんだラップって!」
「まあいろいろやってくれたけどさ、タイトル思い出して。北枕ふか子、生誕祭、15歳のときから自分主催の誕生日会を夢みてたんだ、のあと」
「好きにさせてくれ?」
「のあと」
「優しくしてくれ?」
「ということで、好きにしましたので優しくしてください!」
という流れの予定だったんですが、出演者全員が「よかったよ、うん、よかったよかった」と肯定し始めたので、「落ちねえ!終わらねえ!」と思って、わたしが逆ギレして「わたしは好きにした!君らも好きにしろ!じゃない!優しくしてくれ!!!」とか言ってました。若干ウケたのが唯一の救いです。
ひかりさんとあやねさんによる「サイリウム振ったのはじめてー!たのしー!」というめちゃくちゃかわいいコメントで終演。
そのあと、お客さんを含めて集合写真を撮りました。
このとき、お客さんをはじめてちゃんと見て、ああ、客席って全然見えないんだなと思いました…お客さんめちゃくちゃいてびっくりしました…。ありがたい…。
最後に、プレゼントとして駄菓子を配布しました。荷物増やしてごめんなさい!でも喜んでくれる人が結構いてよかったです!!!
以上です。ちなみに、これらの写真はすべてフリーペーパー「鶴と亀」の小林くんが撮影してくれました。本当にありがとうございました…!いつかこの写真まとめて本にしますので、待っててください。
ちなみに「小林くん誰?」という方は、このブログ読んでください。
○まとめとか
何かイベントをやるといつも反省点とか改善点とか、そういうのばかり考えてしまって落ち込むんですけど、でも、もう自分主催のライブも誕生日会もやるつもりはないし、ほんとに、やりたいこと全部をやったし、来てくれた人々が「たのしかったー」と言ってくれてるので、(みんなやさしい)今回ばかりは、胸を張って「やってよかったなー!たのしかったなー!」と言おうと思ってます(実際やってよかったし、とても楽しかった!)。
友人の誕生日会のお知らせをネットで見て悔しい思いをしていた15歳のわたしに、「大丈夫、10年後すごく楽しい未来が待ってるから、待ってろ」と大声で言いたいです。
当日は、あわあわしていたら始まっていて、ステージ立って、着替えて、見て、話して……という感じでバタバタしていたら終わっていました。終わった後も全く「生誕祭をやった」という実感がなかったんですけど、いただいた差し入れとかプレゼントを片付けているときに「わたしは北枕ふか子としてステージに立って、誕生日会をやったのだなあ」としみじみ感じました。ありがとうございました。(いただいた差し入れ、プレゼントなど、いろいろ美味しくいただいたり、楽しく使わせていただいたりしてます!)
だからなんだという話なんですが、「25年」というのは一つの節目だなあと思っていて、その年に、こんなにたくさんの人に集まっていただいて(しかも祝っていただいて!)、幸せものだなあとしみじみ思います。本当にありがたい。というか最初から最後まで「北枕ふか子って誰やねん!」という気持ちだった人もいると思うんですが、キレずにいてくれてありがとうございます。感謝してます。
終わったあと、「愛されてるよね〜」とか「人望あるよね〜」と言われることがありました。それに対しては、「えへへ」とかって返していましたが、気持ち的には「そうなの〜!人に恵まれた〜!出会いに感謝〜!!!」というよりは、(RENTというミュージカルのセリフである)「いい友だちがいてラッキー」という感じです。いろんなラッキーが重なって、こういうイベントができた。ほんとに、今回のイベントはなにからなにまで、ラッキーだったなあと思います。
それで、これからの話なんですが。
「北枕ふか子」になって、憧れの人に会えたり、作ったフリーペーパーがテレビに出たり、今までできなかったこととか、やりたかったことがたくさんできるようになって、すごくびっくりしてるんです。ほんとに。
それで、最近、小学校6年生のときに、「チャンスの神様はとても長い前髪があるけど、後頭部はハゲ。だから、後ろから追いかけると捕まえられない。待ち伏せしてないと、チャンスの神様の前髪は掴めない」と言われたことを、やたら思い出します。
だからこのまま、「やりたいことやった〜!いえーい!」とか言っていると、いろんなチャンスの神様が全速力で遠ざかっていくから、「次のステージに行かないと」という気持ちで、ちゃんと準備運動して、両手広げてチャンスの神様を待ち伏せしてないとなあと。だから、ああ、頑張らないとなあと、思っています。
なので、今まで通りだけど、日々、少しずつパワーアップしながら、「あなたの心のふかふか枕」として、地味に、着実に、活動していきたいなあと思っています。それを、少しでも面白がってもらえたらうれしいです。
ということで、25歳になった北枕ふか子をどうぞよろしくお願いします!
生誕祭たのしかったーーーーーー!!!!!!ありがとうございましたーー!!!!!!!